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その日は小学校最後の宿泊行事の2日目だった
私
私
友達1
友達1
友達2
友達2
友達2は隠し持っていたお菓子の袋を取り出した
お菓子は800円以内と決まっていたが、袋の中は明らかに1000円越えの品ぞろえだった
私
私
友達2
友達2
友達2は今までも色々な悪さをしてきたが、クラスメイトは見て見ぬふりをしていた
夕飯準備完了の放送を聞いて私たちは部屋を飛び出した
友達1
私
エビフライにポテトサラダ、デザートには大きなゼリーもついていて、みんな大喜びだった
友達2
私
友達2
友達1
友達2
友達2
私
注意しようとすると鋭い目付きで睨まれた
友達2は1度機嫌が悪くなるとなかなかなおらない
先生
先生が大きく手を振って私たちを呼んだ
先生
先生
私
2日目のレクリエーションの投票で肝試しが堂々の1位になっていたことを私はすっかり忘れていた
友達1
私
友達1
以前コックリさんをして酷い目にあった私と友達1は、今度こそ死ぬんじゃないかという思いでいっぱいだった
友達2
友達2
私
私たちの気分は楽しい夕飯から地獄の肝試しへと急降下した
私
友達1
真っ暗で懐中電灯がないと何も見えない
先生
先生
先生
先生
先生
私
友達1
友達1
私
私
友達1
友達1
私
友達1
私
友達2
友達2
友達2はS君がすぐ近くにいるにもかかわらず嫌そうな顔をした
私たちはもう何も言えなかった
先生
最初に宿舎に帰れる1組であることが私たちの唯一の救いだった
前の子達が続々と森に入って行き、私とR君も友達1たちの後にスタートした
私たちの後はあの友達2のペアが続く
R君
R君
私
私
私
色んな意味でドキドキしていた私は、後ろのペアの状況には全く気づいていなかった
S君
S君
友達2
友達2
S君
友達2
そう言って友達2は走り出した
S君
真面目なS君は走ってはいけないというルールを守って友達2を追いかけなかった
私
友達1
私
宿舎前のベンチまで戻ってきて、私たちは怖さなどすっかり忘れていた
私
森の出口からS君が1人とぼとぼと歩いてきた
友達1
S君
S君
私
私たちはすぐに先生に知らせた
生徒全員が戻ってきても友達2だけは帰って来ず、途中で見かけたと言う子も一人もいなかった
その後先生たちは一晩中森を探し回り友達2は無事発見されたが
ずっとなにかに脅えていて、会話も上手くできていなかったらしい
次の日の朝、友達2は私たちより先に親の車で帰って行った
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