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※ワンクッション

そんなある日。

こんこん。

rbr

誰?

sho

俺。

rbr

なんのy…((なぁ。

rbr

…なんや?

sho

ロボロ、最初俺が来たときからもうすぐ一ヶ月たつで?

rbr

だから、たまたま会わんだけやろ

sho

…んなわけ無いやん。

sho

他のみんなに聞いても、
ゾムですら見とらんっていうねん。

rbr

ッ…たまたまやr((もう偶然では片付けられんねん!

sho

あのゾムやで?
あいつは大体ダクトに居るから
色んなやつと会うんや。

sho

そんな中一ヶ月も会わんなんて
おかしいとしか言いようがないやろ!!!

sho

…本当はここから出てないんちゃうか?
本当は何も食べとらんやないの?
寝とらんのやないの?

sho

本当は…俺と会いたくないんやないの…?

rbr

ッ…そんなわけ、

sho

ないって言い切れないんやろ…?

sho

おれ、ロボロになんかした…?

rbr

…ッ…シャオさんは悪ないんや…、でも…フラッ、

『…ッ…シャオさんは悪ないんや…、でも…』

その言葉の後は聞こえなかった。でも、少しして、

バタン。

何かが倒れる音がした。

sho

…ロボロ?…ろぼろ!?

俺は後先考えず力任せに扉をぶっ壊した。

するとそこには、

sho

ッ…ロボロ!

ぐったりと力なく横たわっているロボロが居た。

sho

…ペ神、ロボロは…?

sn

…栄養失調に睡眠不足、自傷行為。

sn

死ぬ寸前と言われても
おかしくないような状態だよ。

ロボロを医務室に連れていき

ペ神に診てもらうとかなりひどい状態で、

実際とてもやせ細っているし、隈も酷かった。

sho

そん、な。

俺のせい?

sn

シャオロンは悪くないよ。

俺の考えを読んだかのようにペ神はそう言った。

sho

…ありがと。

sho

…俺ロボロの身の回り色々調べてみる。
なんか分かるかもだし。

sn

わかった。

がちゃっ。

まずはロボロの自室に来てみた。

sho

色々探してみたけど
特に変わったとこはないな…

次に情報管理室。

ロボロが仕事をするときに使う機器が揃っている部屋だ。

…扉はさっき壊してもうたからそのまんま入る。

sho

さっきは考えなしにぶっ壊してもうたけど
後でトントンに怒られるなぁ…

そんなことを言いながら入ると…

目の前の惨状に目を疑った。

潔癖とまでは行かないが

キレイ好きなロボロからは想像できないほどに

書類だらけの荒れたデスク。

書類で踏み場のない床。

休憩用にと部屋の端に置かれた机と椅子は血だらけ。

そして何故かゴミ箱には色とりどりの金平糖。

3つ目までは理解できた。いや、したくはなかったけど。

でも4つ目は本当にわからない。

パッケージも見当たらないから

金平糖を食べたわけでもないだろうし…

一応それぞれの写真をとってペ神に見せることにした。

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