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君と屋上で、最後の会話。

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君と屋上で、最後の会話。

1 - 君と屋上で、最後の会話。

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2019年08月31日

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私は今、屋上に立っている。

朝の屋上は、風が冷たい。

詩音

あ……

誰かが来てしまった。

その生徒は、私を見るなり走っていった。

そう、私はいじめられているから。

散々の言葉や暴力を受けてきた。

親にも相談できず、相談する友達もいない。

それでも私は生きてきた。

17年間、ずっと。

でももう限界。

私は今、死のうと思う。

さよなら、私─────

ガシッ

誰かに手首を掴まれた。

田辺

先輩!!

詩音

田辺……君…?

田辺

だめです!死んだら……

詩音

嫌だよ…どうせいじめたいから止めてるんでしょ?

田辺

違います…!!

詩音

でも、私はもうこの世から居なくなりたいの!!

田辺

っ……

詩音

手首、離して……

田辺

分かり…ました……

田辺

今までありがとうございました、先輩────

君は、涙を浮かべて、手首を離した。

私の頬に、涙が蔦る。

どうして……こんなに涙が止まらないの?

嬉しいはずなのに……

田辺

先輩、僕は──────

「好きでしたよ。」

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コメント

2

ユーザー

泣いていいのよぉぉぉ((何様 あと名前変えたから把握よろしゅ!!

ユーザー

ああ…あうう… 泣いちゃダメよ…うう…ううううう!(うるせ)

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