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心音
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心音
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心音
病院を出たあと、1人で家の近くの堤防に来ていた
心音
ポツ…ポツ、ポツポツ、ザ、ザアアアアアア―
心音
心音
心音
心音
目の前の川は波が強くなってきた
心音
お母さんを、お姉ちゃんを、そして親友も守れなかった
過去に囚われ、弟たちも信用出来ない
心音
心音
心音
心音
飛び込もうとした時
???
誰かが私を呼んだ
なろ屋
心音
なろ屋
心音
なろ屋
心音
いきなり腕を引かれた
いつの間にか家に帰っていた。
なろ屋
そしていつの間にか着替えも終わって、暖かいお茶も出されていた。
そらねこ
心音
心音
そらねこ
心音
そらねこ
心音
サムライ翔
心音
KAITO
心音
心音
めろぱか
かもめ
サムライ翔
心音
めろぱか
そらねこ
心音
なろ屋
なろ屋
心音
心音
数年前
父、母、姉、私の4人家族だった
私は、この家族は仲がいいと思っていた。
いつも笑いあっていた。
心音
心愛
実の父
母M
笑わない日はないくらい、仲が良かった
そう思っていた
でも、ある日から私は姉に違和感を覚えた。
いつも疲れているような顔をして、何故か父と私を遠ざけているような気がした
それでも私は気づかない振りをしていた。
勘違いだと思っていたから
しかし、あの日ですべて変わった。 ある日の学校終わり。
下校をしている途中、父の姿を見つけた
心音
しかし、寸前で止まった
父の隣には、母とは別の女性がいた
しかも腕を絡ませ、仲良さそうに
不倫
その言葉を私はもうとっくに知っていた
しばらく立ち尽くして、夕日が沈む頃になっていた
心音
父のいる家に、行きたくはなかったけど、帰らなければならない
私はそっと家に入った
ドサッ
何かがぶつかる音がした
実の父
それと同時に父の怒鳴り声も聞こえた
心愛
心音
そっと部屋を覗くと
姉に暴力を振るっている父の姿があった
心音
心愛
心音
その後はよく覚えてない
ただ怖くなって街に逃げた
その後母から電話があり
家を飛び出した姉が、車に跳ねられたことを知った
心音
医師が言うには、打ちどころが悪く、意識不明の状態だった
心音
どれだけ呼びかけても、返事は無い
その後、母は父と離婚。
私は母と2人で暮らすことになった
姉や父のことで精神が安定しなくなった私は、学校をしばらく休んだ
そんな私の元にも、2人の幼なじみ― すみれちゃんと涼くんはいつも会いに来てくれた。
私は2人のことを家族と同じくらい信用していた。
でも
2人の関係も、崩れた
すみれ
いつもの様に家にきたすみれは、あざがあり、酷く傷ついていた
心音
すみれ
心音
それから私は、すみれちゃんを助けることが出来なかった
そして私が学校に戻る頃には、すみれちゃんは転校し、涼くんも居なくなっていた
そこから私は、男性を信じることが怖くなった
ずっと信用していた父は、大好きな姉を傷つけ、大切な母を悲しませた。
ずっと一緒にいた幼なじみは、親友を傷つけた。
だから私は、男性を信じることが怖くなった
また、私の大切な人を、傷つけるかもしれないから―――
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