− Attention Please − 桃赤 青水 黒白 ファンタジー 同性愛表現を含みます グロテスク表現が微妙に含まれます 御本人様達とは一切関係御座いません シェア等はお控え下さい
鉄格子の嵌った窓から入る月明かり
ふわふわとしたベッド
周りに眠る赤と水色
Sho
ふと、大好きな兄たちが居ないことに気が付いた
Sho
そして、また深い眠りについた
ガタッ
Naiko
If
Yusuke
Naiko
流石、みんなの兄貴だ と思い思いっきり抱き着く
If
…やっぱ、真面目だよな。まろって と感心してみる
Yusuke
驚いてるけどしっかり受け止めてくれるの やっぱ、あにき 漢 だよな〜 なんて
If
いや何に拗ねてるの?と言いたくなるが こういう所は可愛いところあるよね、ほんと
Yusuke
小声で話すことが俺達にはこんなに難しかったんだな とか他人事みたいなことを考えてみる
脳内で いや、お前のせいだからなっ!?!?と ツッコんでくる二人は無視だ
冷たい床が続く長い廊下を歩く
あの人に今日一日のことを報告しなきゃいけないんだ
Naiko
出来ることなら、この二人から記憶を消し去りたいくらいだけど
仕方無いよね、あんなの見ちゃったんだから
そう脳内で独り言を呟きながら、あの人が待つ部屋に向かった
ガチャと扉を開けば
青髪を俗に言うハーフアップで纏めている スーツを着た男が立っていた
支配人
Naiko
If
Yusuke
俺とまろはこんなにもテンションが低いというのに この場を少しでも明るくするためか 元気そうに発したあにき
Naiko
支配人
If
Yusuke
まろの肩に手をそっと乗せて 静かに首を横に振ったあにきと ただ、あの人の次の言葉を待つ俺
支配人
出された椅子は3つ分
少し安心
支配人
「 今日も 何もなかったですよね? 」
Naiko
If
Yusuke
支配人
圧をかけるように少し声のトーンを変えた パパ 。
…そう、パパ
支配人
Naiko
If
Yusuke
そして、席を離れてドアの方へと歩き出した
支配人
Naiko
If
Yusuke
支配人
顔はにこっとしているのに目が笑っていないことが 俺達には恐怖でしかなかった
Naiko
なんとなく、そう思った
ガチャっと扉が閉まる音がした
支配人
支配人
○○ .
ふと、目線を向けたのは青が2つ並ぶ写真立てだった
コメント
2件
あ、青が2つ……?に、2文字……?? ……っはぁっ!?!?!?(過呼吸) 今回もめっちゃ面白かったです!主さん文才ありすぎません?((( もう好きでs((( 初コメ失礼いたしましたっ!!