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奴隷になった宝石

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奴隷になった宝石

5 - 怒ったら怖い人 NO.IVモルガナイト③

♥

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2025年03月17日

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※irxs nmmn 注意 主従関係 宝石要素,暴力表現,年齢操作があります IV×Ⅰ Ⅱ×Ⅴ Ⅲ×VI Ⅰ,Ⅲ,VI(赤,白,黒)→宝石 IV,Ⅴ,Ⅱ→人間 ※一部のメンバーさんの話し方が全く違います →主に黒,青 苦手な方、地雷がある方はご注意ください

宝石

主人(世話係)

…うわぁ、ご主人様綺麗……ですね

IV

ソーダネキレイダネー

…ご主人様様子変ですけど勝手に行動したの怒っていますか?

ぼく、変なことしましたか、??

んーおにぃさんは何も変なことしてないと思うよ、?

そーだよね…、?んー……

IV

IV

……

IV

あ、のね…りうらが…そういうのに興味持ってるって知らなくてびっくりしたの

袖で赤い頬に触れながら…今の素直な気持ちを呟く

IV

確かに…ずっと傍に居てとは言ったけど…

IV

ドレス見たがるとは思ってなくて戸惑ってる…

綺麗だったのでご主人様と見たかったんです

あ、ネックレス見るのが先でした…か、?勝手な行動をしてすみません…

IV

りうらが何かに興味を持ってくれて嬉しい…よ

IV

(…ドレスもそうだけど…りうらになら私服分も買おうかなぁ…)

IV

店員さんに声かけてくるからいい子で待っててね……

頭を撫でてからりうらの傍を離れ、俺達のやり取りを見守っていた店員さんに声をかけた

IV

……お待たせ、〜

おかえりなさい…!

IV

…気になったドレスあった、??

………

…ん、っ…

IV

(お金のこと気にしてるのかな)

IV

…お金に関しての心配しなくて大丈夫だよ。りうらの好きなドレスを選んでね

、、はい…初めてなので…ゆっくり見ていいですか、?

IV

(…可愛い)

頬を赤く染めるりうらの頭を撫でてから普段着用のドレスを手に取る

IV

りうらドレス気になるドレスないなら先にドレス試着してくれるかな

…っ、が、選んだ物なら……分かりました…

口篭りながらもりうらは試着するドレスを受け取り店員さんと共にフィッティングルームに入っていった

IV

…さてと初兎ちゃん暇じゃない、?

大丈夫ですよ!おにぃさんのお洋服見るの楽しいですから

IV

そう。初兎ちゃんはいい子だね…

我慢することも、良い子に振る舞うことも、この子にとっては普通のこと。

人の顔色を伺って叱られないように発言に気をつけて大人しくするのが正しいことだと思って育ってしまった

IV

(…今までの分沢山甘やかそう。)

IV

初兎ちゃんも服持ってないから後で一緒に見て買おうね

自分の分はええですよ…十分良くして貰っていますから…

IV

まだまだ……面倒見れてないことが多いから……沢山甘やかせてね

小さな子供の頭を撫でるのもあんまり慣れていないけれどこの先ずっと二人の面倒を見るなら慣れた方がいい

嬉しそうに頬を緩ませる初兎ちゃんに笑みを緩ませながら頭を撫でる手を止めなかった

お待たせしましたっ、っ…

IV

…………

……スースーして…変な感じがしますが、どうでしょうか、?

IV

…っ……

純白のドレスに身を包んだりうらは人形に引けを取らない美しさと可憐さがあって惹き付けられる

ドレスに合わせた髪飾りも花束も最大限の魅力を引き出す小物でしかない

IV

凄く綺麗…だね…りうらによく似合ってる

…っ、あ、ありがとうございます…

ご主人様は見てなかったですが、ぼくはお姉さんに…遊ばれて困ったんですよ……

IV

っふふ…………そうだったの〜、?それなら残念なことしちゃったなー?

抱き上げて目線の高さを合わせ、戸惑う子供に囁く

IV

りうらの真っ赤な顔は俺だけ見たかったのにね…

IV

俺りうらの未来の新郎なのに…ね

……そうですね…

「違う」と言いたくても奴隷という立場上主人の意志と命令が絶対だ

名目上の奴隷なのに律儀に守るのはりうらの良い所であり悪い所

IV

二人のお洋服も買い終えたし次は……下着見に行こうか

隣に視線を向けるとりうらの頬がじわじわと赤く、紅く、色付く

同性なのだから恥ずかしがらなくてもいいのだけれど…元々恥ずかしがり屋なのもあってあまり気にしなかった

い、いいですよ、!!ぼくには不必要ですから!!

IV

今そのまま服着てるけど擦れて痛くなーい?

痛くないですよ…ご主人様に会う前からこの服装ですから

ね、ね!初兎ちゃんは…、?

同意を得ようと隣に居る初兎ちゃんの顔を覗き込んで話しかける

自分は少しだけ抵抗があるだけでそこまで…嫌じゃないよ

おにぃさんだらしない格好でおにーさんの隣居りたないんやったら…言うこと聞こうよ

ぅ、…っ…初兎ちゃんがそういうなら…そうする

…っふふ…やった〜、!おにぃさん一緒に見ようね

可愛い年下らしく服の裾を掴み、上目遣いをしながら無邪気に喜ぶ

年相応で可愛いなと思う反面…会った時よりも子供らしくてホッとした

いふくんが作った料理だけど美味しい、?

VI

美味しいですけど……

VI

俺もコレで繋ぐ意味ありますかね……?

ないちゃんから預かってる以上何処かに行かれたら困るから念の為だよ。念の為

いふくんと君を見るのも疲れるから…繋いだ方が僕的には楽だからね

VI

(楽なんかな…)

テーブル下に繋がれた鎖の先を見ながら出された食事を口にする

味気ない食事をするのは慣れている。用意された食事を残すことはしないが、じっと見つめられると食べにくい

VI

…っ、……利き手塞がっとるけどにぃちゃん…自分で食べられる?

食べんくても生きられるから俺のことは気にせんでええよ

痩せ細っとるんやから人の心配より自分の心配しとき

差し出そうとしていた食事を零さないように口元に運び、嚥下する。

……作る前に聞いとらんかったけどアレルギー持っとらへん?

VI

…多分持ってへんかな、?あんま自分の体のこと知らへんから自信はないよ

はぁ…ないちゃんって拾うだけ拾って…面倒見ないんだよね…

その皺寄せが僕に毎回来てる気がするのは気のせいなのかなぁ

ほとけが気にしすぎとるだけで、ないこはちゃんと面倒見よるよ

……そうかなぁ、?現にこの子を置いて行っちゃってるのもあるから…

俺の部屋で寝とったから……多分やけど気付かずに出かけてもたんやろ

それに、俺の部屋は普段開いとらへんから確認することも出来ひんやろ?

ないちゃんにはいふくんの部屋に入るなって言ってるから…ね

VI

何で入ったら駄目なんですか、?

純粋な疑問を投げかけたが、黙り込んだままで、答えは返ってこなかった

手首に繋がれた鎖を引っ張られ、強い力で引っ張られたため、体が耐えられずに机に頭をぶつけてしまった。

VI

っっ“た“、ぁっっ!!

VI

何するんですか、!!

無知で馬鹿だから?人には聞いていいことと悪いことがあるんだよ

VI

………

睨みだけで黙りって君は悪いことしたのに謝れないの、?

ねぇ、?謝れないの??

VI

痛い…ですからっ“引っ張るん止めてください

先に謝れたらね〜

VI

…ご、ごめんなさい、っ“!!

謝るまでがすこーし遅かったのが気になるかなぁ

ないちゃんが躾てないなら僕が躾てもいいよね…?

VI

(し、躾、?)

熱を帯びていない冷え切った瞳で見つめられると、恐怖心で体がカタカタと震える。

僕はこの子躾てくるからいふくん後片付けお願いね

相手は幼い子供なんやから…加減はしぃよ。

…加減ね、……まぁ、出来たらするよ

VI

……

引っ張られる鎖の痛みに耐えながら後ろを着いて歩いた

…おにぃさん必要な物買って下さりありがとうございます!!

IV

必要な物は買うから他に必要な物があったら言ってね

はぁ、ーい!おにぃさんも他に要る物なぁ、い?

今の所は無いかな……

……そう、?自分は…他に要る物あるので、お願いしていいですか

IV

…勿論、!!初兎ちゃんは何が欲しいの?

髪結ぶの…欲しい……です

IV

(ヘアゴムのことかな)

IV

……それだったら雑貨屋かな…初兎ちゃんの分とあの子の分も必要…だよね

おにぃさんお留守番ですかね、?

そうだと思うよ。あの人のことはあんまり見てないけど……部屋に居たんじゃないかな

……

(おにぃさん…に会いたい…な)

数時間離れているだけで寂しいと思うのは恥ずかしいこと。…我儘を飲み込んで良い子にする事が…大人に気に入られる。

…初兎ちゃん心配…?

…っ、ううん。心配やない…よ。お買い物済ませてから…確認すれば大丈夫…

顔面蒼白になり寒さで手足が震える。それを悟られないように手をギュッと握る

おにぃさん行きましょうか、!自分の我儘に付き合ってくださりありがとうございま……

手をキュッと握っておにぃさんは暖かく柔らかい笑みを浮かべる。

暖かい体温にほっとして迷惑をかけたと思う申し訳ない気持ちに涙腺が緩んだ

IV

っと…帰ろうか

っ、……んっ、……うん

頬を伝う涙を拭いながら小さな声で頷いた

ただ、いま、帰りました

初兎お帰り、戻ってくるん早いけど…どうかしたん、?

何も知らない体で三人のことを出迎えた

泣きそう顔した子供と何故がご立腹のないこに背筋が震える

お、にぃさん…に会いたくて…帰って来ました……

…あ、ーーーーそう、…ないこもやけど今気付いたんや、?

IV

まろの部屋の確認忘れてたから……てっきりまろが面倒見てると思ったんだけど違った?

数時間前までは俺が面倒見とったよ

やけど…

一呼吸置いてから数時間前に起こった出来事を簡単に説明する

ほとけが連れてったからもしかしたら……怪我しとるかもしらへん…かなぁーって……

無知やから躾けるとは言っとったけど……!!

壁に穴が空く程の蹴りを披露するないこに手を挙げて降参してると行動で示す

な、いこ、そこまで怒らんでええやろ…暴力はやめてぇや

IV

…暴力はしないよ…人に暴力振るうのは得意じゃないから。

IV

あの子が何処に連れて行かれたか教えてくれたらまろのことは殴らないよ

逆らうのも、殴られるのも、怖いけど…今のないこに怒られるのは苦手だ

恐怖に負けて口を開く前に首元のチョーカーを掴まれそのまま壁に追いやられる。

ないこ顔怖い、って…

IV

…早く…教えてよ。初兎ちゃんが泣かない内に早く

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