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あれ .

いつの間に . . .

眠ってしまって

いたようで

早朝になっていた

もう夜を越している . . .

体を起こすと

ブランケットが

下半身から滑り落ちる

寝ている間に

誰かが 掛けてくれたのか ?

窓を開けると

涼しいそよ風が

部屋いっぱいに 流れ込む

伸びをする

朝支度をして

部屋を後にした

お父様 .

 

おぉ 、昨日は
大丈夫だったのか ?

 

すぐ寝てしまった
ようだが . . .

少し疲れまして . . .

でも ,
もう大丈夫です !

 

10時から剣道だから

 

頑張ってな .

はい .

10時まで後3時間

私は庭を散歩する事にして

花畑の横を歩く

不意に腕を掴まれた

見ると叶君だった

次は何 ?

心臓でも刺しにきた ?

違う

謝りたくて .

. . . どうせ私の事なんて

ターゲットとしか
思ってないんでしょ ?

なら謝らず殺せば ?

葛葉

はは ッ 、
お望み通りにしてやるよ

陰から葛葉君が現れ

銃を構えて 私に狙いを定められる

すると叶君が前に立った

やめて .

葛葉

は ? お前変だぞ ?

正常

2人が言い争っている

足に力が入らず

膝から崩れ落ちた

手を地面につけ 体を支える

奏 ッ ! ?

吐血してしまった

傷口から包帯を超えて 血が服に滲み出す

息苦しい

汗が額から零れ落ちる

葛葉 ! !
誰か呼んできて !

葛葉

へ ッ

はやく ッ ! !

葛葉

わ、わかった

奏頑張って .

まだ死なないで

叶君の声と

使用人達が バタバタと焦る声

それを最後に

私は意識を無くした

この作品はいかがでしたか?

1,105

コメント

5

ユーザー

マジで奏でには助かってほしいというオタクの願望

ユーザー

投稿が有り難すぎる.. .ᐟ.ᐟ うーん 精神安定剤になりつつある

ユーザー

真面目にすごいんよな 投稿あざっす!!

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