いつからだったんだろう... 智さんが壊れてしまったのは...
小川智大
小川智大
棺の中で眠る智さんの顔を見つめる
小川智大
小川智大
同罪だ...
すべての始まりは この日からだった
オリンピック 選手先行会議の日
ブラン監督
ブラン監督
そう言うと監督がポジション別に 名前を呼ぶ
ブラン監督
ブラン監督
ブラン監督
ブラン監督
ブラン監督
そしてリベロの番が来た。 俺は自分の苗字が呼ばれる ように祈った。
でも現実は残酷だった。
ブラン監督
その苗字を聞いた途端に 肩の力が抜けた。
山本智大
小川智大
山本智大
智さんは表情ひとつ変えずに 返事した。
小川智大
思わずそう思ってしまう自分は 性格が悪ないとつくづく思った。
そしてミーティングが終わると 監督が近づいてきた。
ブラン監督
小川智大
ブラン監督
ブラン監督
小川智大
俺は手を強く握った。
小川智大
俺思わずそう思ってしまうすると
ブラン監督
監督は心が読めるのかと思うくらいに 俺たちの考えている事が分かる。
それが今は憎く感じた。
小川智大
それから何度も監督に謝られたものの ようやく解放され部屋に向かった。
それから自室で俺は泣いた。
小川智大
小川智大
何時間も何時間も。
そしてオリンピック出場メンバー 決まってから練習をこなしていった。 そんなある日の事だった。
山本智大
小川智大
山本智大
いつも智さんはニコニコ しているけど、今の笑顔は 何か普段の笑顔と違う気がした
それを俺は気のせいだと思い 聞いたりはしなかった。
それが後にああなるとも知らずに。
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