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春奈
ああ、死にたい、でも、死ねない、そうだ、殺し屋なら、きっと…
春奈は携帯をいじる
春奈
あ、この人にしよう
次の日
春奈
あー、ドキドキしてきた
若い好青年が入ってきた
春奈
あの人だ
青年
こんにちわ
春奈
こんにちわ
青年
依頼を聞きます
春奈
はい、私を殺してください
青年
え…
青年はそこで黙る
春奈
やっぱり、ダメですか？
青年
あの…場所変えましょ！
春奈
は、はい
青年
ついてきてください
春奈
はい
春奈はもう殺されるんだっと思うとドキドキしだした
青年
こちらへ
春奈
はい、お邪魔します
青年
どうぞ
春奈
あ、あの
青年
どうして、殺されたいんです？
春奈
自分じゃ死ねないから
青年
どうして、死にたいんですか？
春奈
私、家族にきらわれて、友達には裏切られ、身体が汚れたんです…
青年
…そうなのか
春奈
だから殺してください
青年
僕、キルっていいます
春奈
あ、はい
キル
あなたぐらいの妹がいました
春奈
はい
キル
妹は殺された、そして、僕はその犯人に復讐する為、この血で汚れる仕事を選んだ、僕は…春奈を殺せない…
春奈
そんな…
キル
でも、他のやつに殺されて欲しくない
春奈
じゃ、私はどうすればいいの？
キル
死んだことにする
春奈
え？
キル
春奈は、今から別人として生きるんだ
春奈
別人…
キル
そう、別人になり、春菜は生き続けるんだ
春奈
そんな…でも、いずれバレてしまう
キル
大丈夫、死体だって用意出来る
春奈
うふ
キル
僕おかしなこと言ったかな？
春奈
毎回ね、親に死ねって言われてて、生きてなんって初めて言われた
キル
春奈…
春奈
でも、私ね、意思は変わらない
キル
死にたいの？
春奈
うん
キル
痛くって、苦しいよ？
春奈
いいよ
春奈は微笑んだ
キル
わかった
キルはそう言うと春菜の首を絞めた
キル
どうして、僕のいいこと聞けないの？
春奈
うっ…ぐっ…
徐々に力を加える
キル
ね？即死する？
春奈
…は…い…
キル
いい子だね、春奈…じゃ、さよなら
キルは優しく微笑んだ、そして、首を思い切り折った、プッチと小さい音がしゴリっと鈍い音がした
キル
任務完了しました、ボス
ボス
全く、お前は、わざと死ぬ気があるかチェックしやがって
キル
まあ、どちらにせよ、殺しますけど
ボス
妹の話は嘘なんに泣きそうになったよ、あ、掃除屋、呼ぶから待ってろ
キル
かしこまりました
ボス
しかし、依頼がまさか、自分を殺せとは
キル
いじめたやつや親を殺せばいいんに
ボス
優しい子なんだろ…なんだか、可哀想だ
キル
ちょっと…可哀想ですね
ボス
ちょっと待ってろ
キル
はい
キルは春菜を見る
キル
こんなに可愛い子なんに、首だけでも治してあげようかな…って、うわぁぁぁ
キルの悲鳴にびっくりし、ボスが飛んできた
ボス
ど、どうした
キル
あ、は？…え…
ボス
ん？
春奈
んー、痛た…よいしょー
ボス
ぬわぁぁぁぁぁぁぁぁ
キル
ど、どうゆう事だ
春奈
やっぱり死ねなかった、私不死身みたい
ボス
…え
キル
不死身
春奈
そう、だから、わざわざ、殺されに来たんに
キル
はっ、ハハ…
春奈
やっぱり死ねなかった
春奈は首を戻し、苦笑いした
ボス
これは
キル
待って、ボス
ボス
実験に使うか、人体実験
キル
なら、僕に春奈をくれ
ボス
え？
キル
色んな殺し方の練習したい
ボス
うーん…
キル
お願いだよ、ボス
ボス
わかった、そこの女
春奈
はい
ボス
今日からお前の名はシュリだ
春奈
シュリ
ボス
ああ、よろしくな
春奈
よろしくお願いします
10年後
シュリ
ね、お兄さん
青年
はい
シュリ
ちょっと来て
青年
どうしました？
シュリ
抜け出そう？
青年
は、はい
シュリ
うふ
キル
シュリ、ターゲットと店に出た
ボス
了解だ、シャル、準備は？
シャル
OK
ボス
よし殺れ
シャル
了解
銃声と悲鳴が響いた
シャル
やったわよ
ボス
皆よくやった
シュリは殺し屋として生きることにした、今、ほぼ、呼び寄せに使われてる、ハニートラップなんってお手の物だ
シュリ
キル
キル
シュリ…大丈夫？
シュリ
緊張した
シュリはにこやかに笑い、キルにキスした
シャル
イチャイチャ見せつけないでよ
シュリ
うふふ
シャル
全く
シュリ
私、今の人生が、楽しい
シュリはそう言って笑うとキルも微笑んだ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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