告白しても、いいですか？

なんてすごく強引…。

私は思いっきりつーくんから掴まれてた手を振りほどいた。

私はつーくんを置いて、逃げた。

後ろを見ずに

つーくんが言った言葉も聞かずに。

何もかもが忘れたかったから。

ﾊﾞﾀﾝ

とにかく無我夢中に走った。

全て忘れたかったから。

私はつーくんに答えるべきなの？

あんな真剣な告白されたら…。

私…。

あれから何度も考えた。

でも結局、答えは見つからなかった。

そういえば、振り払って家に帰るとき雨降ってたっけ。

まるで私の心情を表しているかのように。

ｽﾞｷﾝｽﾞｷﾝ

脈打ちと同じような速度で頭が痛む。

これは風邪だ。

そう思ったときはすでに遅し。

体が後ろに逸れた。

ﾄﾞﾝ

ﾋﾟﾄ

ｸﾞｲ

心配して、くれたんたー…。

ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ

思わずくしゃみが出てしまった。

は、恥ずかしい…。

ﾄﾞﾀﾊﾞﾀ

ﾎﾟｺﾝ

5分後

長らくお待たせして申し訳ございませんでした！

次回で最終回です！