司会者
司会者
①
①の子はすっ…と札を上げる。 絶望なんて無駄とでもいうような 顔をしながら。
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
司会者
司会者
司会者
…
司会者
そのまま②〜⑤も買われ、 私の番が回ってきた。
司会者
ちょっとした笑顔で札をあげる。
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
司会者
司会者
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
もぶ
バッ
その時会場全体が静まった。 全員がその女を見た。
その女はとても美しい容姿と 金を持ち合わせていた。
誰もが羨ましいと思う存在… そうか、これが「驚き」…
こんな女性がいるのか。と 疑心暗鬼になっていた。
司会者
司会者
司会者もすっかり肩が外れていた。 情けなく座り込んで。
司会者
司会者
「今回も歯ごたえなかったなぁ。」 と残念そうな声が聞こえてきたのを、私は聞き逃さなかった。
多分、いや絶対これはあの女。 姿形は見ていないが、 「そんな悠長なことを言えるのは…あの女しかいない。」 と確信していたから。
コメント
3件
もぶ…すんごく分かるぞ! くそ可愛く少し微笑み余裕をかますこの子ッ…ドストライクだよなぁぁぁぁぁ!?☆ 今回も最高でっせぇぇぇぇぇぇ☆