俺
ある夜 俺は目が覚めた
なんとなく… 気分が優れなかった
気が付いたら俺の足は
自然と外へと 歩みを進めていた
外は肌寒く
妙な静けさがあった
ふと、目をやると
そこには少女が座っており
空を見上げて何かを描いていた
話しかけてみることにした俺は その少女へ歩み始めた
こちらに気が付いた少女は驚き
そして微笑んだ
少女
少女
少女
僅かに冗談を混じえながら こちらに話しかけて来た
俺
俺
少女
時刻は零時を回る頃
真夜中には2人の男女が、
知り合いでもない 赤の他人が…
俺
少女
俺
空を見上げる
丸い月がこちらを見ている
俺
少女
しばしの沈黙があり
それを破ったのは少女だった
少女
月
俺
月
俺
月
俺
夜空に光る星々が こちらに微笑んでいた
少し寒かったので身を震わせ ふと思った
俺
月
俺
月
月
俺
俺
月
俺
月
「月は上着を来ているわけでも 無いのに寒くないんだな」 そう思った
月
俺
月
それから数分 他愛もない会話をし
そろそろ帰ろうと思った
俺
俺
月
俺
俺
月
少し寂しそうな顔をする月
俺
冗談交じりに言葉を吐いた
月
俺
あまり面白くない返事が 帰ってきて素っ気ない態度をとった
俺
月
俺
悲しそうな顔をし こちらに手を振る月
また居るなら来てやってもいいな なんて思いながら
俺は帰路を辿るのだった…
コメント
6件
面白かった!
最高っす!
100タップピッタリ! なんか嬉しいദ്ദി˶ー̀֊ー́ )