バーテンダーの君に恋をした

バーテンダーの君に恋をした

そのかすかに笑う綺麗な顔に

礼儀を忘れないその態度に

君のすべてを好きになった

一度を礼をして裏に入った

その人はコケてしまい、俺も支えきることができず

近くにいた店員さんにかかってしまった

友達?の前では凄く可愛らしい姿だった

俺はその人に絆創膏をした

俺に初恋を教えてくれて

一週間後

ｶﾗﾝｺﾛﾝ

そう言って腕をあげる姿はとても愛おしかった

俺はりうら？のことが好き

原因とかは分からない

なんで客相手を好きになったのかも男を好きになったのかも分からんないけど

どうせ叶わないの知ってるのに期待してしまっている

ついの焦りで敬語を忘れてしまう

俺は恥ずかしさと虚しさでそこを飛び出した

彼の表情は今にも声をだして泣きそうなくらいに頬を涙で濡らしていた

泣きながら言った 本当の事なんやから

まだ新人の俺に優しく優しく声をかけてくれた

酔っ払って殴られたときも悠くんが守ってくれた

チラッと後ろを向く

りうらに追いかけて来てほしかった…なんてわがまま

なんで期待してしまうん？

そんなことないのに

好き

その二文字は

りうらの唇で塞がれた