一覧ページ

天羽組の逸材ちゃん

第56話 - 羽王戦争戸狩派5

101

2024年01月24日

#ヒューマンバグ大学

#オリキャラ注意

#夢小説

主です

主

どうも、主です！

主

前回の続きでネタバレ注意です！

主

それではいってらっしゃぁぁぁぁぁい

ネタバレ注意⚠️

天音

須永の兄貴、向かいましょう

須永の兄貴

ああ、そうだな

須永の兄貴

でも、組が手薄になるぞ？

天音

それなら大丈夫です

天音

亘清が何かあったらすぐ連絡してくれるそうです

須永の兄貴

そうかぁ

須永の兄貴

じゃあ急ぐかぁ

天音

はい！

天音

兄貴、ちょっと待ってください

須永の兄貴

どうしたぁ？

天音

華太に場所聞きます

須永の兄貴

わかったぁ！

天音

あ、もしもし？華太？

華太

（姉貴！サツは大丈夫ですか？

天音

うん

天音

おやっさんの場所ってどこ？

華太

（○○丁目って言うのは分かってますが具体的にはどこかは分かりません...

天音

分かった、華太はまだ着きそうにないか？

華太

（すぐには着けなそうです

天音

そうか

天音

今須永の兄貴と向かう

華太

（はい、お願いします

天音

兄貴、○○丁目らしいです

須永の兄貴

分かった

須永の兄貴

行くぞぉ！

天音

はい！

ﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀｯ

天音

（○○丁目か...ここからはかなり遠いな）

天音

（ただ、嫌な予感はずっと続いてるから急がないと）

天音

兄貴、もっと早く走れます？

須永の兄貴

えぇぇぇ！

須永の兄貴

これ以上は...

須永の兄貴

走るぅぅ！

天音

走るんかーい

天音

まぁ、このまま急ぎましょう

須永の兄貴

ああ

ﾀﾀﾀﾀﾀﾀﾀｯ

須永の兄貴

まだかぁ？

天音

全然まだまだです

須永の兄貴

もっと早く行くぞぉ！

天音

はい！

ﾀﾀﾀﾀｯ

天音

！（殺気！？）

天音

兄貴失礼しまーす！

ｶﾞｯ（兄貴を掴む）

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ

ﾀﾀｯ　ｽﾞｻｰ

須永の兄貴

うぇぇぇぇ！？

天音

いってぇー

天音

コンクリートってこんなに固いんだ...

天王寺組の下っ端達？

ﾁｯ今のも避けれるんかいな

須永の兄貴

（気配がしなかった）

須永の兄貴

（かなりの手練れかもしれねぇな）

天音

兄貴、今日の星占いって何位ですか？

須永の兄貴

今日の星占いは10位ぃ！

須永の兄貴

急な出会いと別れに注意ぃ！

天音

急な出会いこれじゃないですか

須永の兄貴

そうかもぉ！

天音

こう言うときに限って星占い当たるんだよなぁ...

天王寺組の下っ端達？

何、余裕ぶって話してるんや！

天王寺組の下っ端達？

こっちはお前らを殺せば時期幹部の座だぞ！

天音

昆布だかムンクだか知らねぇけどさ急いでるから早く死んでくんね？

天王寺組の下っ端達？

はぁ？なんだとコラァ！

須永の兄貴

スリル！スリル！

須永の兄貴

今日は天音と共闘！そんな俺は今日も狂暴！

天王寺組の下っ端達？

なに韻踏んでんねん

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ

須永の兄貴

危なぁ！

天王寺組の下っ端達？

流石天羽組の須永、動体視力が良いんやな

須永の兄貴

天音ぇ

天音

はい！どうしました須永の兄貴？

須永の兄貴

背中は任せたぜぇ

天音

...了解ですﾆﾔｯ

天王寺組の下っ端達？

おらぁ！多勢に無勢や！

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ

天音

多勢に無勢って言って生きてた奴見たことねぇー

天音

とりあえずこれプレゼント

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ

天王寺組の下っ端達？

ｺﾞﾊﾞｧｯ

天王寺組の下っ端達？

ｶﾞﾊｧｯ

天王寺組の下っ端達？

な、なんやと！？

天王寺組の下っ端達？

あいつの放った銃弾全てが急所に当たっとる！？

須永の兄貴

天音今日超調子良いー！

須永の兄貴

負けられなーい！

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ

天王寺組の下っ端達？

ｺﾞﾊｧｯ

天王寺組の下っ端達？

ｳｷﾞｬｧｯ

天王寺組の下っ端達？

ク、クソ！これが天羽組の武闘派

天王寺組の下っ端達？

須永陽咲也と皇天音かぁ！

天音

（兄貴と共闘していると横目にある姿が映る）

天音

（その姿とは）

天音

え.....？カシラ？

須永の兄貴

カシラァ！？

天音

（完全に生気を失ったカシラを背負う小林の兄貴の姿だった）

天音

（その姿に須永の兄貴とうちは驚きと戸惑いで攻撃が止まってしまう）

天王寺組の下っ端達？

おらぁ！どこ向いとるんじ...

ﾊﾞﾝｯ

天王寺組の下っ端達？

ぁ...ﾊﾞﾀｯ

天音

うっせぇな...

天音

テメェらには今、この瞬間も息をすることを許さねぇ

天音

死んでくれ...

天王寺組の下っ端達？

！？（なんや、この殺...）

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ

天王寺組の下っ端達？

ｸﾞﾊｯ

ｽﾞﾊﾞｯｽﾞﾊﾞｯｽﾞﾊﾞｯ

ﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝﾊﾞﾝｯ

天王寺組の下っ端達？

ｸﾞﾊｧｧｯ

華太

（す、すごい...あんなにいたやつらが瞬殺された...）

天音

カシラ？

天音

嘘、ですよね？

須永の兄貴

カシラ.....

華太

（だが、戦いが終わると同時に現実へと引き戻される）

華太

（カシラは戸狩に殺された）

華太

（もう戻ってこない）

須永の兄貴

ｳｯカシラァァァ涙

天音

ｸﾞｩｯ天王寺組めｯクソｯ！

華太

（そこから組へ戻るまで姉貴と兄貴達は終始無言だった）

華太

（組へ戻ると姉貴はすぐに部屋に入ってしまった）

華太

（俺は部屋の中の姉貴の声を少し盗み聞きしてしまった）

天音

カシラどうして、どうしてですか！涙

天音

あなたみたいな組をまとめる大事な人がどうしてこんなにも早く亡くなってしまうんですか！涙

天音

どうして....まだ何も恩を返せていないのに...涙

天音

クソッ天王寺組め！涙

天音

クソッ涙

天音

絶対に許さねぇ涙

天音

カシラ、工藤の兄貴、絶対に仇は取りますから...涙

天音

絶対に...涙

華太

（その後カシラを冷たい冷蔵庫で待たせるのは...と言うおやっさんの考えですぐにカシラの葬儀が開かれた）

おやっさん

阿久津は組を支えた功労者だ

おやっさん

最後にしっかりと顔を見てやってくれ

おやっさん

阿久津、今の天羽組があるのはお前のお陰だ

おやっさん

寂しいぞ阿久津...涙

おやっさん

だが、俺もいずれ行く

おやっさん

先に工藤と一杯やっててくれ....

華太

（みんなそれぞれの言葉をカシラに投げ掛ける）

華太

（そして俺の番がやって来た）

華太

カシラ...

華太

俺は一番カシラに教えを教えてもらった人間だと思ってます

華太

でも、カシラ早すぎますよ...涙

華太

俺、まだカシラ無しじゃやっていけませんよ...涙

野田の兄貴

カシラ、どうして俺みたいな悪人じゃなくてあなたみたいなすごい人が先に逝ってしまうんですか...涙

野田の兄貴

早すぎますよ...涙

須永の兄貴

カシラァ、俺まだカシラがいなきゃダメなんだよぉ...涙

須永の兄貴

つれぇよカシラァ...涙

天音

カシラ....

天音

まだ、自分何も返せてませんよ...涙

天音

どうして...早すぎますよ...涙

華太

（そして小林の兄貴の番が回ってくる）

小林の兄貴

カシラ...

華太

（小林の兄貴は能面を張り付けたような顔をしていた）

華太

（小林の兄貴を組に入れたのは阿久津のカシラだった）

華太

（仁義を教えたのが工藤の兄貴なら世話を焼いたのは阿久津のカシラだったらしい）

小林の兄貴

カシラ、待っててくださいね

小林の兄貴

天王寺組のやつらは絶対にぶち殺す涙

小林の兄貴

大阪で高みの見物してるやつらにもまとめてグリンぶちかます涙

華太

（小林の兄貴は仲間の俺らまでもが戦慄するような凄まじいオーラを放っていた）

華太

（そしてそこに思わぬ訪問者が現れる）

天音

な、南雲の兄貴！？

華太

（そう、そこにいたのは郊外の病院に入院している南雲の兄貴だった）

天音

兄貴、大丈夫なんですか？

南雲の兄貴

ああ、一人前の極道にしてもらったのに葬式に出ないなんて不義理したくねぇんだ

天音

...そうですか、お体支えます

南雲の兄貴

すまねぇな

南雲の兄貴

カシラ...

南雲の兄貴

待っててください絶対に仇は取りますから...涙

天音

（兄貴体震えてる...）

天音

（傷はまだ完全にはくっついてないな）

天音

よし、華太あとは頼んだ

華太

はい、わかりました

南雲の兄貴

すまねぇな天音、華太

天音

いえいえー

天音

じゃ、後でお見舞い行くから

南雲の兄貴

ああ

天音

んじゃ、後で

南雲の兄貴

後でなー

天音

（...襲撃はなかったのか）

天音

（とりあえず組戻って着替えてから兄貴のところ行こ）

南雲の兄貴

なぁ、華太

華太

はい、どうしました？

南雲の兄貴

お前は上と下を繋ぐ存在だ

南雲の兄貴

あまり無理はするなよ

華太

はい、もちろんです

南雲の兄貴

死ぬんだったらな、意味のある死に方をしろ

華太

はい、俺は天羽組のために命を懸けます

南雲の兄貴

それは良いことだ

南雲の兄貴

それにしてもこれ以上の犠牲を出すときついな...

華太

そうですね

華太

でもこっちはカシラをとられています

華太

この戦争行くところまで行きますよ

南雲の兄貴

そうだな

華太

兄貴もあまり無理はしないでくださいね

南雲の兄貴

ああ、こんな傷すぐに直せるよ

南雲の兄貴

だから、復活祭の準備をしておけ！

華太

はい！もちろんです！

華太

（この時俺らの後ろには車椅子の男がいた）

華太

（だがここは一般の病院だ、車椅子なんて珍しいものでもない）

華太

（だが、南雲の兄貴はその異変に気がついていた）

南雲の兄貴

（ん？なんだあの車椅子）

南雲の兄貴

（珍しいものでもないがなにか違和感がある）

華太

（次の瞬間）

室屋

会いたかったでぇ！南雲ぉぉぉ！

華太

（その室屋を乗せた車椅子がフルスピードで突っ込んできたんだ）

南雲の兄貴

む、室屋ぁ！？

華太

（ただ兄貴はこれに超反応）

南雲の兄貴

なんでお前生きてんだぁ！

華太

（右手でなにかを押そうとする室屋を止めたのだ）

華太

（そして兄貴は見てしまう）

南雲の兄貴

（な！ダイナマイト！？）

南雲の兄貴

（こいつ華太やカタギも巻き込むつもりか！？）

南雲の兄貴

（クソッなるべくカタギのいないところに移動しないと）

華太

（室屋にはダイナマイトが付けられていた）

華太

（そして兄貴は室屋をつれて遠くの方へ行ってしまう）

華太

兄貴！

南雲の兄貴

華太！来るな！来たらぶっ殺す！

華太

う、、は、はい！

華太

（そして数分後姉貴が来た）

天音

あれ、華太？南雲の兄貴は？

華太

それが！....

華太

（俺は南雲の兄貴と室屋が病院の裏手で戦っていることを伝えた）

華太

（もちろん、室屋がダイナマイトを抱えていることも）

天音

それヤバいじゃん

天音

早く行かないと

華太

でも兄貴は来るなと

天音

...いや、でも行くしかない

華太

分かりました

華太

（そして俺と姉貴が現場へ向かおうとした次の瞬間）

ﾄﾞｶｰｰﾝｯ

天音

！？

天音

兄貴！！

華太

兄貴ぃ！

華太

（兄貴のいる方で爆発音がしたんだ）

華太

（そしてその現場へ急いで向かった）

華太

（爆心地となった室屋は粉々だった）

天音

うぉ....

華太

（そして少し離れたところに...兄貴はいたんだ...）

天音

兄貴ぃ！！

華太

兄貴ぃ！

南雲の兄貴

あ、まね、、かぶ、と、、

南雲の兄貴

やら、れた、わ

天音

兄貴、兄貴！

天音

（この傷はもう.....）

南雲の兄貴

室屋の執念すごかったなぁ...

南雲の兄貴

執念だけは誰にも負けてないと思ったんだけどなぁ...

南雲の兄貴

引き、分けだわ...

華太

兄貴！クソッ！医者はまだかぁ！

華太

（そんな中で兄貴の意識は混濁し始める）

南雲の兄貴

（あの時は楽しかったなぁ...）

華太

（兄貴はあの天羽組が集まった花見のことを思い出していた）

南雲の兄貴

カシラみたいな人間性を目指しております～

阿久津のカシラ

本当か？俺はモテないぞ

南雲の兄貴

じゃあやめよっかな...

野田の兄貴

南雲！こっちで飲む野田！

野田の兄貴

拒否権は無い

南雲の兄貴

（すげぇ兄貴達に恵まれて幸せだったなぁ）

天音

おぉー

天音

体の中からアルコール消毒だ～

華太

兄貴！意味が分かりません！

華太

どうかこの場を収集してください！

南雲の兄貴

（可愛い舎弟にも恵まれて嬉しかったなぁ）

南雲の兄貴

天音、、華太、、

南雲の兄貴

カシラが死んだばっかりなのに、、ごめんな

天音

ホントですよ...涙

天音

うちが一生独身だったらどうしてくれるんですか涙

南雲の兄貴

ﾊﾊﾊ...大丈夫だ、、天音は可愛いからな、、

南雲の兄貴

でも、約束守れなくてごめんな....

天音

ｳｯ、兄貴ぃ...涙

南雲の兄貴

俺はみんなといれて幸せだった.....

華太

（兄貴の体から少しずつ力が抜けているのがわかる）

ｷﾞｭｯ（手を握る）

天音

南雲の兄貴、天羽組は任せてくださいｯ涙

南雲の兄貴

ああ、お前らに任せるなら安心だな...

天音

だから...だからｯ

天音

しっかり休んでくださいねｯ涙

南雲の兄貴

ああ、そう、する、、、わ

華太

（姉貴の言葉に返答し終わると兄貴は息を引き取った）

華太

うわぁ"ぁ"ぁ"ぁ"！涙

華太

兄貴ぃ！！涙

天音

兄貴ぃ！！涙

華太

（後日南雲の兄貴の葬儀が行われた）

速水

南雲の兄貴ぃ！涙

速水

クソッ天王寺組め！涙

香月の兄貴

チキショウ！涙

香月の兄貴

どうしてこんな...涙

華太

ぐぅぅぅ

天音

南雲の兄貴、こっちは任せてくださいね...涙

華太

（そしておやっさんは兄貴の顔を見ながら泣いていた）

おやっさん

南雲、南雲！涙

おやっさん

ぐぅぅぅ...涙

華太

（俺はそんなおやっさんを見て心が抉られる思いだった）

華太

（こんな連続で悲劇が起こることは天羽組の歴史上一度もない）

華太

（葬式会場を出てからは誰も言葉を発しなかった）

華太

（ここまで仲間を失ったんだ）

華太

（この戦争はもう止まることができないだろう）

主

お帰りなさい！

主

遅れてしまってすみません！

主

それでは

主

ばいちゃ！

天羽組の逸材ちゃん

作品ページ

次の話を読む

この作品はいかがでしたか？

101

8件

結末知ってても泣いちゃいますね続き待ってます

ｸﾞｩｩｩ（泣）知ってたけどぉ！知っとったけど！もう南雲の兄貴の代わりに私が天音ちゃんと付き合…（殴る

主です

プロフィール

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

天羽組の逸材ちゃん

第56話 - 羽王戦争戸狩派5

作者の他の作品すべて見る

#ヒューマンバグ大学の新着小説
一覧

関連するタグ

天羽組の逸材ちゃん

第56話 - 羽王戦争戸狩派5

作者の他の作品すべて見る

#ヒューマンバグ大学の新着小説一覧

関連するタグ

#ヒューマンバグ大学の新着小説
一覧