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今日は母の葬儀だ
何かと人脈が広い母
俺が一度もあったことがない人も たくさん来た
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母が死んだという実感がないのか
涙も出ない
ただ無心。
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泣き崩れたその女性を どうすればいいかわからなかった
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B
少し照れて それを隠すように笑う彼女を
かわいいと思ってしまった
B
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B
偶然。 ただこの偶然がたまらなく嬉しかった
少なからずとも俺は
この女性に好意を持ってしまった
A
母の葬儀で恋をするなんて なんだかバチ当たりな気もする
きっとお袋からの 最後のプレゼントなのだ
そう、勝手に決めつけた
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B
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B
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B
彼女と会話をしたのはそれまでだ
数日後
A
俺は彼女のことを忘れられなかった
連絡先なんて知らないし
お袋の会社も知らなかった
A
ピロンッ(LINEの着信音)
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A
C
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A
な~んだ。 なら彼女と会うのなんて簡単じゃん
翌日
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B
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A
ほら、また会えた
コメント
2件
読んでくださってありがとうございます☺ 楽しんでもらえたでしょうか。。少しは話の設定も成長できてたらうれしいな。。。 でも今回のもありきたりな展開な気が(笑)