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「 憧れの先輩に触れる時 。」
俺の初恋は高校1年になったばかりのときだった 。
桜並木の花弁は散り 、
まだ少し肌寒いころ
新生活に不安とワクワクの入り交じった気持ちで
高校生活初日を迎えた
友達できるかな 、そんなことを考えながら学校に着くと
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突然大きな声で挨拶をされるもんだから
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変な声出ちゃったよ …
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関西弁 … なんか 、いやいいや 。
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生徒会長さんか …
俺はそれからずっと声をかけるタイミングを伺った
でも 、彼の周りにはいつも沢山の人がいて
俺が声をかけるタイミングは訪れぬまま
彼は卒業して行った
俺が知れたのは
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その名前だけだった 。
そこから数年
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MOB
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ほとんど強制に 、親の職業を継がされ
20歳にしてマフィアのボスを受け継いだ
あまりこの仕事には関わりたくなかった 。
この仕事の仕事内容は
借金の取り立てや 、いらない人間の排除 。
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いける 、俺ならできる
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出てこないか …
き"ぃ ~ … ( 扉
戸が開いて出てきたのは大学生くらいの青年だった
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顔を見て俺は思わず言葉を詰まらせる …
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向井 、先輩 … 、?
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…
これって ､チャンス … ?
いや 、でもそんな最低なこと …
……
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いいのか 、ほんとにいっても 。
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ほんとに 、成功しちゃった …
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あぁ 、変わらない …
俺が初めて見た笑顔と同じ 。
まるで太陽の様で 、俺の視線を独尊する
そんな笑顔に ､俺は惚れた 。
向こうは覚えてなくても俺は鮮明に覚えている
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向井康二 。
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知ってる 。俺の大好きな名前 。
やっと手にできる …
俺だけのものだ ｯ 、
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ちゅ っ ❤︎ ( 口 付
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もう俺は十分我慢した 。
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俺は先輩の言葉を無視して寝室へ運んだ
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優しくベットに乗せた 、
先輩を雑には扱えないからな
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不安そうにこちらを見つめる先輩
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つい心の声が漏れてしまった …
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そう頬を赤く染めながら聞いてきた 。
どこまで可愛いんでしょうか 、
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やばい無意識だった …
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い 、いいんですか 、?
おれ … こんな卑怯な手使って
呼び捨てまで許可なんて …
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可愛い …
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先輩 … 康二が俺の手に触れた時
俺の理性は途切れた 。
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あ"ぁ … 俺今先輩を抱いてる …
憧れの先輩に触れて繋がって …
これ以上の幸せなんてない 、
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「 憧れの先輩に触れる時 。」
雑に扱わないと誓っていても … 結局手荒に扱ってしまうんですよね 、🙂↕️💗
キュートアグレッションですね 🥰👍🫵
コメント
4件
キュンキュンしすぎて心臓取れそうです（？） 1話の満足感半端なくて好きです🥰
めめこじぃ！！ 最っ高まじで💗✨ こーじのれんくん呼び破壊力すごいわ笑 いつも思ってたんだけど、作品のタイトル毎回良すぎだよね !! きゅうりん天才✨
