そこには盗聴器とメモ書きがわざわざ机の上に置いてあった。
日本
驚くのも無理はないだろう。 だって昨日の今日でこれだ。流石に疑心暗鬼になってくる。
日本
まさかロシアさん?と思い、メモ書きを見てみると 「日出ル国ノ我ラガ姫ヨ、来ル満月ノ夜ニ御身ヲイタダク」 と、書かれていた。ロシアさんはこんな言い方をしない。 日出国…もしかして中国さん……?
日本
日本
日本
もう寝ようと布団に入ればノックが聞こえる。 家だから大丈夫だと思いドアを開けた。
日帝
日本
日帝
そういって父が出したものは、やはり盗聴器とメモ書きだった。 …むしろにゃぽんのところにないのはなぜだ。
日本
父のメモ書きには 「亜細亜唯一ノ列強国ヨ、満月ノ夜ニ我々ト踊リマショウ」 と書いてあった。
日帝
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日帝
日本
日帝
日本
日帝
この話は明日。おやすみ、日本。
日本
そのあとは本当に何もなく寝た。
日本
日帝
この前蔵を整理していたらこんな本を手に入れてな…
日本
「我ガ子孫ヘ」
興味がわいたので少しめくってみることにした。
日本
日帝
日本
そこには 「家族の者なら同意があればどちらかの体に入り込むことができる。」 と、書かれていた。
日帝
日本
日帝
私と父は手を合わせてお互いの体に入り込むイメージをした。 そうすると父が目の前から消えた。
日本
日帝
日本
父が言うには戻るのは入るより簡単らしい。 多分この技?は使うことになるだろうから覚えておこう。
日帝
日本
日帝
日本
日帝
日本
私はその本に書いてあったとあるページを見た。
ページを見ていたら会社に行く時間になってしまったので、 急いで準備した。
日本
会社へ着いたあと、 いつも通り仕事をしていると社長から呼び出しがあった。
日本
そう、私の会社の社長はなんとイギリスさんなのだ。 だから余計怖いのだ。
日本
イギリス
ただ、お茶会をしようと呼んだだけです。
日本
イギリス
ここは本場のアフタヌーンティーでも如何ですか?
日本
お怒りとかではなくてとても安心した。 そのあとはお話をしながらティーブレイクを楽しんだ。 ですが、その中で気になった話が一つあって…
イギリス
日本
イギリス
俗にいうあなたのお父さんのようなものです。
日本
イギリス
日本
イギリス
イギリス
もともと国自体がそんなに変わっていないから……だったり、
あるいは現国に守護霊のような形で現国に憑いている。
イギリス
日本
イギリス
その代わり全てといっていいほどの記憶を保持しています。
日本
イギリス
なんなら江戸さんとの記憶も。
日本
イギリス
基本、現国が消えたら旧国達は崩壊するので。
日本
イギリス
イギリス
イギリス
まず、息子たちに気をつけなさい。
あいつは最近よからぬことを考えています。
イギリス
あなたの父親の写真を見なさい。
日本
イギリス
その人についてよく知っておくと今後良いでしょう。
日本
イギリス
それでは頑張って。
家に帰ってから父のアルバムを盗み見た。 父さんはアルバムをあまり見られたくなさそうだったし。
日本
父の意外な一面がしれて満足な反面、 目当ての人が見つからずに焦っている。 パラパラとアルバムをめくると一枚の写真が落ちてきた。
日本
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陸とは多分父さんの名前だろう。 ほかの二人の人は見たことないけど、父さんと似た模様をしている。 そのうちの……空という人を見た瞬間、 途轍もない頭痛と吐き気が私を襲った。
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日帝
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日帝
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日帝
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その後父に運ばれベットで寝ていた。
ベットで寝ていると夢を見た。