コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
これはいつも代わり映えのない毎日を過ごしてた私が ひょんな事で人生が変わった物語
西条華奈
家に着くなり私はため息をついた
西条華奈
私,西条華奈は 自分で言うのもなんだけど 人より勉強ができて スポーツもできる そんな私のことが気に食わない人がいたらしく 一気に私はその子達のターゲットになった
ピコン
西条華奈
ふと携帯を見るとLINEの通知が12件来ていた
西条華奈
西条華奈
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
西条華奈
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
確かに私は クラスの人たちからハブられるようになって ひとりぼっちでいた。 そして北条さんたちのグループに拾われた
西条華奈
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
そう言って私は 北条さん達の課題に取り掛かった
西条華奈
西条華奈
北条さんたちの課題を終わらせ ふと時計を見ると時刻は既に夜中の1時を回っていた
西条華奈
西条華奈
私は憂鬱な気分で 布団へと入った。
キーンコーンカーンコーン
西条華奈
西条華奈
昨日の夜更かしの疲れもあって 少し寝ようとした時だった
北条 明澄香
西条華奈
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
北条 明澄香
西条華奈
北条 明澄香
バン
西条華奈
そこに置かれた北条さんのノートを見ると いつ書いたのか分からない北条さんの悪口が書いてあった
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
西条華奈
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
北条 明澄香
今にも北条さんが私につかみかかろうとした時 取り巻きの牧瀬さんが止めてくれた
牧瀬来愛
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
牧瀬来愛
西条華奈
牧瀬来愛
西条華奈
西条華奈
牧瀬来愛
北条 明澄香
キーンコーンカーンコーン
真城先生
数学教師の真城先生の声で 一旦離れていった北条さん達
西条華奈
西条華奈
考えても分からないので 授業に集中することにした
そして放課後
西条華奈
私は委員会の片付けをするために教室に残っていた
西条華奈
やっと帰れる… そう思った時
真城先生
西条華奈
真城先生
西条華奈
真城先生
ポンポン
西条華奈
そう言うといきなり真城先生が私の頭を撫でてくれた
真城先生
西条華奈
真城先生
西条華奈
密かに憧れていた先生に いきなり撫でられた恥ずかしさと驚きで 咄嗟に素っ気ない態度を取ってしまった……
真城先生
西条華奈
真城先生
ガラガラ…
西条華奈
先生が出ていったあと 1人へなへなと地面に座り込んでしまった
西条華奈
西条華奈
そこまで考えてふと我に返った
西条華奈
西条華奈
そしてその日の夜
西条華奈
西条華奈
そう思い明日に向けて早めに寝ようと布団に入った時
ピコン
西条華奈
西条華奈
西条華奈
西条華奈
母
西条華奈
私は通知を見て思わず大声を出して驚き 母に怒られてしまった。 だって、だって… そのLINEを送ってきた相手は……
西条華奈
西条華奈
嬉しすぎて息をするのも忘れるくらいだった。
西条華奈
西条華奈
返信に迷っていると 先生からまたLINEが来た
真城先生
西条華奈
西条華奈
私なドキドキしながら返事が来るのを待っていた。 まさか先生,私の事を本気で…? なんというありもしない妄想を考えながら
真城先生
西条華奈
西条華奈
西条華奈
西条華奈
真城先生
暫く沈黙したあと 先生は思ってもないことを言った。 思わず私は驚いて DJみたいな返信をしてしまった
真城先生
西条華奈
西条華奈
西条華奈
真城先生
真城先生
西条華奈
真城先生
西条華奈
西条華奈
先生とのLINEを終え しばらく私はにやけてしまった
西条華奈
西条華奈
西条華奈
そして次の日 昨日のことを思い出しながら ニヤニヤしていると
北条 明澄香
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
西条華奈
しまった。と思った 昨日のことで浮かれすぎていて 北条さん達が来ていたことを忘れていたのだ
北条 明澄香
西条華奈
北条 明澄香
私が上の空だった間 北条さんたちがなにか話しかけていたらしく 北条さんは凄く不機嫌そうな顔でみたいた
西条華奈
西条華奈
北条 明澄香
グイッ
北条 明澄香
西条華奈
西条華奈
叩かれる、、!そう思った時だった
ガラガラガラ……
西条華奈
北条 明澄香
北条 明澄香
牧瀬来愛
そこには真城先生が居た。 真城先生の担当する授業ではないのに 教室へ入ってきて 私たちの所へ歩いてきた
北条 明澄香
北条 明澄香
クスクス……
笑いながら北条さんたちは答えた
真城先生
北条 明澄香
真城先生
グイッ
西条華奈
北条 明澄香
牧瀬来愛
先生はそう言って私の腕を引っ張り 教室から私を連れ出した
西条華奈
西条華奈
真城先生
西条華奈
西条華奈
そう思っている時 急に先生が立ち止まった
西条華奈
そう、此処はいつも私が 北条さん達にお金をたかられていた場所だった。
西条華奈
西条華奈
私が動揺していると ふと先生が口を開いた。
真城先生
西条華奈
真城先生
西条華奈
真城先生
西条華奈
確かに私は母から聞いたことがあった 別れた母と父の間には 母が再婚する前に産んだ兄がいること。 そしてその兄は 今どこにいるか分からない事
真城先生
真城先生
西条華奈
西条華奈
真城先生
西条華奈
真城先生
西条華奈
西条華奈
真城先生
お兄ちゃんから話を聞いた時 私はびっくりしてひっくり返るかと思った。 ーだって……。
西条華奈
真城先生
西条華奈
真城先生
西条華奈
そう言って今までの辛さが吹っ切れたのか 気がつくとお兄ちゃんの腕で泣いていた。
そして次の日
北条 明澄香
学校に来るなり私は北条さんに呼び止められた。 当然だ。だって北条さんもお兄ちゃん。いや。 先生のことが好きなんだから
西条華奈
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
北条 明澄香
ドン……っ
西条華奈
私は北条さんに突き飛ばされ よろけてしまった。 もうダメだ、、!そう思った時 突然ガラガラと音がなり お兄ちゃんが入ってきた。
真城先生
北条 明澄香
牧瀬来愛
北条 明澄香
西条華奈
バッ……
真城先生
真城先生
西条華奈
お兄ちゃんの呼び掛けと同時に 私は持っていたものを取りだした
北条 明澄香
北条さんが何か言い続けていたが 私は何も言わずその音声を流した
レコーダー))北条:あんたさぁ……調子乗ってない? 西条:え?!乗ってないです…… 北条:だったらさぁ…それ、証明してくれない? 北条:出来るよね?私たち友達なんだから 西条:えっと……何をすれば…… 北条:ちょっとあそこの売店のペン取ってくればいいから。 西条:え?!そんなこと出来ません、、! 北条:は?できないっっーの? だったら仕方ないわね! ゴッ……ガッ… 西条:きゃあ?! 北条:二度と学校に来られないようにしてやるから! 西条:う、うう…… 北条:次私たちに逆らったらこんなんじゃ済まないから
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
北条 明澄香
グイッ
西条華奈
?
私たちが揉み合っていると 教室に誰かが入ってきた。 もちろんそれは
北条 明澄香
北条 明澄香
北条 明澄香
おじいちゃん
北条 明澄香
北条 明澄香
母
北条 明澄香
真城先生
北条 明澄香
北条 明澄香
おじいちゃん
北条 明澄香
おじいちゃん
北条 明澄香
真城先生
北条 明澄香
北条 明澄香
西条華奈
北条 明澄香
スッ…
母
おじいちゃん
北条 明澄香
まだ何か言い足りなさそうな 北条だったが おじいちゃんやお兄ちゃん、それにお母さんのあまりにも凄い気迫に負け シュンとした顔で教室を出ていった。
西条華奈
母
真城先生
おじいちゃん
西条華奈
真城先生
西条華奈
母
西条華奈
ーその後の話ー
北条さんは他にもいじめをしていたらしく 今回の件で全て明るみとなり いてもたってられなくなった北条さんは学校を辞め 転校したという
私はと言うと……
クラスの女の子 A
B
西条華奈
西条華奈
あの事件以来すっかり自信を取り戻した私は クラスのみんなとも打ち解けて 今では頼られる存在になった
人はちょっとの勇気で変われるものなんだと自覚できた瞬間だった。 ほんとにみんなには感謝している。