〜記憶の空間〜
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶の本から リゲルとスピカに似た 小さな子供が出てくる。
ミズキ
レイカ
ミズキ(瑞季)の見た目 [少年少女好き?メーカー]
レイカ(麗華)の見た目
※ミズキの、白くて長い右側の もみあげは、地毛である。 ──────。
ミズキ
レイカ
レイカ
ミズキ
ミズキ
レイカ
レイカは、ミズキの手を引いて 空間の中を走る。
ミズキ
レイカ
ミズキ
ミズキ
レイカ
レイカ
レイカ
レイカ
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
レイカ
ミズキ
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
貴方の隣にいる白髪の少年は 貴方に、小さな少年の お話をしてくれた。
それは、 14年前のお話かな。
瑞季君は、ごく普通の 男の子だったんだ。
お話だって、出来るし 笑ったり、怒ったり、泣いたり、喜ぶ。
好奇心だって、普通の子供程あった。 それと同じくらいの……。
『同じような悲劇』 が起きたんだ。
東雲 瑞季
東雲 瑞季
瑞季の母
東雲 瑞季
東雲 瑞季
瑞季君が、窓の外を指を指す。
母は、気になって、その窓を見る。
その光景は 『人々が何者かに捕まるもの』 であった。
瑞季の母
東雲 瑞季
東雲 瑞季
瑞季の母
東雲 瑞季
背を低くした二人は 周りにいた変な人達に 見つからずに済んだ。
瑞季の母
瑞季の母
東雲 瑞季
瑞季の母
東雲 瑞季
瑞季の母
瑞季の母
瑞季の母
瑞季の母
瑞季の母
東雲 瑞季
瑞季の母
その時、 扉を叩くような音がした。
二人は、扉から出るのは危険だと 考えて、窓から出て逃げた。
真っ黒な森だった。
瑞季君の母は、瑞季君を しっかりと抱いて走っていた。
東雲 瑞季
瑞季の母
瑞季の母
瑞季の母
瑞季の母
東雲 瑞季
その時 銃声の音が響いた。
気づかれてしまったのだろうか、 母は少し慌てるように 瑞季君と木の影に隠れる。
瑞季の母
瑞季の母
瑞季の母
瑞季の母
東雲 瑞季
瑞季の母
瑞季の母
瑞季の母
東雲 瑞季
瑞季の母
東雲 瑞季
「見つけたぞー!」 と、誰かの声が響く。
母は、瑞季君を優しく抱いたあと 背中を押して、走らせた。
その後。
何かの音と共に 此処は火災の場となってしまった。
東雲 瑞季
東雲 瑞季
東雲 瑞季
熱くて、当たったら 自分まで萌えてしまいそうな炎。
瑞季君は、必死で走った。
ずっと、その中を走ってた。
喉が焼けるように痛い。
体力も段々減っていく。
それでも、瑞季君は 走り続けた。
気付けば、知らない街に 着いていた。
瑞季君は 力尽きて、そのまま倒れてしまった。
篠原 麗華
篠原 麗華
篠原 麗華
麗華の母
麗華の母
麗華の母
東雲 瑞季
瑞季君は起きなかった。 けど 幸い、麗華ちゃん達が 彼を見つけてくれたんだ。
途方にくれていた彼にとっては 都合のいい事だった。
麗華ちゃん達は 瑞季君を手当するために 急いで家まで帰った。
篠原家。
瑞季君は、ちょっとしたら 目が覚めた。
東雲 瑞季
篠原 麗華
篠原 麗華
麗華の母
麗華の母
麗華の母
麗華の母
麗華の母
東雲 瑞季
瑞季君は、お話しようとした。 ……けど。
東雲 瑞季
東雲 瑞季
東雲 瑞季
声が出なかった。
原因は、まず 喉が火傷して、声帯を壊した。
そして 無理に体を急に動かした為、 脳の一部が麻痺したから。
東雲 瑞季
麗華の母
麗華の母
東雲 瑞季
瑞季君は、頭脳派だったから 頷いて、答えを出した。
篠原 麗華
篠原 麗華
東雲 瑞季
東雲 瑞季
無理に話そうとすると 喉が焼けるように痛くて、 思わず泣きそうになる。
麗華の母
麗華の母
麗華の母
麗華の母
篠原 麗華
麗華の母
麗華の母
篠原 麗華
東雲 瑞季
麗華の母
麗華の母
麗華ちゃんの母は、 紙と鉛筆を用意した。
麗華の母
東雲 瑞季
瑞季君は、文字が書けた。
紙に 『しののめ みずき』 と書いた。
麗華の母
篠原 麗華
篠原 麗華
篠原 麗華
東雲 瑞季
麗華の母
麗華の母
麗華の母
麗華の母
東雲 瑞季
麗華の母
篠原 麗華
篠原 麗華
篠原 麗華
東雲 瑞季
瑞季君は 『5さい』 と書いた。
篠原 麗華
篠原 麗華
東雲 瑞季
東雲 瑞季
東雲 瑞季
東雲 瑞季
東雲 瑞季
瑞季君は 自分の母を思い出す。
東雲 瑞季
元々、父が居なくて 母と二人暮らしだった瑞季君。
……意味が分かれば分かるよ。
瑞季君は、 独りぼっちになったんだ。
あれから、瑞季君は 麗華ちゃん達の家で 住まうようになったんだ。
二人は 歳が近くて、意外と 仲良くなる事が出来た。
篠原 麗華
篠原 麗華
篠原 麗華
東雲 瑞季
東雲 瑞季
東雲 瑞季
篠原 麗華
篠原 麗華
篠原 麗華
東雲 瑞季
東雲 瑞季
麗華ちゃんは 母に手を振るのを見て、 瑞季君も真似をした。
篠原 麗華
東雲 瑞季
篠原 麗華
東雲 瑞季
向こうの方で 黒い誰かが、二人に向かって 歩いてきた。
謎の人物
謎の人物
篠原 麗華
東雲 瑞季
東雲 瑞季
謎の人物
篠原 麗華
東雲 瑞季
麗華の母
麗華の母
謎の人物
謎の人物
麗華の母
謎の人物
謎の人物
謎の人物
その男は、魔法を繰り出した。 麗華ちゃんの母は それで意識を失った。
篠原 麗華
東雲 瑞季
東雲 瑞季
すると、瑞季君は 瑞季君の母と逃げた記憶が出てくる。
何かを失いたくない。 って思ったんだろうね。
麗華ちゃんの手を握って 走り出したんだ。
篠原 麗華
篠原 麗華
東雲 瑞季
謎の人物
謎の人物
男は魔法を飛ばす。 瑞季君は 得意の反射神経で避け続けるんだ。
東雲 瑞季
篠原 麗華
でも、やっぱり……。 子供だったからかな?
結局、二人も 魔法で眠らされたんだ。
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
ミズキ
レイカ
レイカ
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
ミズキ
ミズキ
記憶(メモリア)
ミズキ
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
記憶(メモリア)
貴方と白髪の少年は ミズキとレイカの様子を 少し見守っていた。
Lize(ライズ)。
リゲル
スピカ
リゲル
スピカ
リゲル
スピカ
スピカ
リゲル
スピカ
リゲル
その後 二人は笑い合う。
かつての ……あの二人のように。
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