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昨日感じた違和感は 気のせいではなかった
『私』
『私』
『私』が病院についた頃 病院の入口付近には 誰1人いなかった
奥から騒がしい声が聞こえる
『私』は声が聞こえる方へと向かった
トコトコ
『私』
『私』
そう思いながら、『私』は 緊急治療室を覗いた
『私』
声が出なかった
一瞬、時が止まったように感じた
医者達が慌てた様子で図鑑のような太さの本をあさったり
パソコンに向かって文字を入力したりしていた
でも、そんな光景は病院で働いているとよく見る光景だろう
『私』の声が出なかった原因は その奥にあった
緊急治療室の奥のベッドの上には
酸素マスクをつけられ、点滴をいくつも腕につけられて、目を閉じている
『君』の姿があった
『私』
『私』はその場から走り去った
昨日までは『君』が死ぬかもという 不安は全くなかったのに
急に、『君』が死ぬんだという現実が見えた
『私』はどこかで なんだかんだ言っても『君』は死なないと思ってた
『私』
気がつくと、『私』は 『君』の病室に来ていた
『私』がゆっくり病室に入ると、 テレビがつけっぱなしになっていた
つけっぱなしのテレビをぼんやりと見ていると、カタッという音が鳴り、
現実に引き戻された
『私』
急いで『私』が振り返ると
『君』が立っていた
『シロ』
『君』の腕にはまだ何本もの点滴がつけられていた
『私』
『私』
『シロ』
『君』は冗談交じりな笑顔を『私』に向けた
『シロ』
『シロ』
『シロ』
『私』
『シロ』
『私』
『私』
『シロ』
『シロ』
『シロ』
『私』
『シロ』
『シロ』
『私』
気がつくと『私』は大声をあげていた
『シロ』
『私』は『私』自身を抑えきれなかった
『私』
『私』
『私』
『シロ』
『シロ』
『私』
『シロ』
『シロ』
『シロ』
『私』
初めて...?
『君』はたくさんの人に必要とされて、愛されて育ったんじゃないの?
そう思ったけれど、その思いは声に出なかった
『シロ』
『シロ』
『私』
『シロ』
『私』
『シロ』
『私』
『シロ』
『私』
『シロ』
『私』
『私』
『私』
『シロ』
『シロ』
『シロ』
『私』
『シロ』
『私』
『シロ』
『シロ』
『シロ』
『シロ』
『私』
『私』
『シロ』
『私』
『シロ』
『私』
『シロ』
『私』の目の前で いつものように大きな口を開けて 笑う『君』は
確かに、生きていた
『シロ』
『私』
『シロ』
『私』
『シロ』
『私』
『シロ』
また笑った
『シロ』
『シロ』
『シロ』
『私』
口答えする間もなく、『私』は病室を追い出された
『私』
休日は昼間まで寝ていたいのに
まぁ、いいか
石屋先生
『私』
『私』
石屋先生
『私』
石屋先生
石屋先生
『私』
石屋先生
『私』
『私』
『私』
石屋先生
『私』
今日は珍しく
明日が待ち遠しい