ゲーム

それはいきなり現れた

一人暮らしを始めた僕は凄くお金に困ってた

どんなに働いても足りなくて

もういっそ体でも売ろうかと思っていたんだ

ある日

僕の目の前に真っ黒な人が現れた

怪しい。そう思った

けど参加しないとやってけなかったから

参加するしか無かったんだ

参加するしか無かったんだ

そして今になるんだ

ﾋﾟｰﾝﾎﾟｰﾝﾊﾟｰﾝﾎﾟｰﾝ

時間です。時間です。

休憩タイムは終わりました

生き残った皆さんは次のステージへお進み下さい！

次のステージは“森林”

“森林”

木の影や上などに登ってたっくさん倒してください！

それでは！！

スタートっ！！！

僕は元々剣道や柔道などを習っていたので気配には気づきやすい

それがこのゲームでの一番の有力

ぼくは視界に入ってた中で一番でかい木に登った

下を見るともうたくさんの人が血まみれだった

今回のステージは

隠れるための壁

落ち着くための角

全てながない

一定の感覚で木が置かれているだけ

だから気配にも気づきやすいけど

人の後ろから近づきやすい

横からも上からも狙われる

このステージでは多分半分以上の人が行ってしまうんだろう

人を倒してしまうのはすごく心が痛い

このひとたちはどんな生き方をしたかったんだろう

そう考えてしまうからだ

でも僕も生きなくちゃ

だから倒す

だから頑張る

怖ても大丈夫

そう言い聞かせてたら大丈夫だ

怖くないって