図書室。
ケビン
そこは血と死体と内臓まみれの部屋だった。
リッジ
リッジは吐いたが、ケビンは吐くのを堪えた。
ケビン
リッジ
ケビン
ケビンが手にしているのは「人々の影」と書かれたいかにも厨二病の心を踊らせるような本だった。
リッジ
ケビン
ケビンは本を開き、ページをめくった。
リッジ
ケビン
ケビン
リッジ
ケビン
リッジ
ケビン
ケビン
ケビン
リッジ
ケビン
リッジ
ケビン
リッジ
ケビン
気持ち悪がるリッジを横目にケビンは、そのページに書かれた"嫉妬"の項目を見ていた。
リッジ
ケビン
リッジ
図書室を出るともう夕方だった。
しかし、2人が見ているのはそっちじゃないのだ。
ケビン
リッジ
それは、影の群れだった。