私には彼氏がいます.
それはそれは国宝級レベルの。
彼のお陰で毎日毎日楽しい。
学校なんて毎日あれば いいのにと思うくらい。
佐々木 佳奈
百花
この子は佐々木佳奈。
私が高校で 初めて出来た、親友。
佳奈は夏祭りの後金田一君と 上手く行き、付き合ったらしい。
私も安心だ。
佐々木 佳奈
佐々木 佳奈
百花
そういえばもうそういう 時期に入って来たな。
うちのクラスは何するんだろ。
佐々木 佳奈
百花
佐々木 佳奈
百花
百花
メイド喫茶なんて無理。
あんな可愛い服似合わないし。
...
裏方しよ
佐々木 佳奈
佐々木 佳奈
佐々木 佳奈
百花
百花
佐々木 佳奈
佐々木 佳奈
いくら悲しい顔をされても 絶対に履くわけにはいかない。
でも
英くんが着て欲しいって 言ってくれるなら...、
私達のクラスでは結局メイド喫茶を やることになった。
男子はスーツの格好を着てするらしい。
英くん、絶対似合う。
楽しみだなぁ...
国見 英
百花
国見 英
百花
もしかして英くん私に着て欲しいって!?
あ、英くんのお願いなら私っ!!
国見 英
国見 英
百花
百花
百花
国見 英
そんなハッキリ言わなくても、
別に似合わない事なんて、 自分でもちゃんと分かってる。
でもそこは嘘でも良いから 見てみたいとか言って欲しかった。
百花
こんな些細な事でも 私のハートに傷が渡る。
英くんのばか。
柊 美嘉
のほほんと窓の外を眺めていると 柊さんに話しかけられた。
柊さんは図書の委員長をしていて 怒らせるととても怖いと噂がある。
私何かしたのかな。
百花
柊さんは私の目を見て真剣な 眼差しを送ってくる。
そんなに真剣な話なのか。
柊 美嘉
百花
私にお願いなんて、 何があったのか。
もしかして 金銭目的...?
そんな無礼な事を考えていると、 柊さんが口を開いた。
柊 美嘉
百花
百花
柊 美嘉
柊 美嘉
柊 美嘉
柊 美嘉
柊 美嘉
急すぎる。
劇なんて1回もしたことない。
しかも”私にしか”頼めないって、 圧掛けてきてるし。
どうしよ。
百花
柊 美嘉
柊 美嘉
百花
百花
絶対自分のクラスの出店も忙しいよね。
自分勝手な行動はやめとこう。
人に迷惑かける前に断らないと。
後で断りに行かなきゃな。
昼休み
柊さんが見えたので校庭に出た。
が、
何故かこうなっていた。
他クラス女子
他クラス女子
他クラス女子
柊 美嘉
他クラス女子
他クラス女子
どうなってるの。
貴方達がしようとしないから 柊さんはしてくれてるんじゃないの
私は無意識に溜め息が零れる。
こういう人間が居ることが ほんとに不快で仕方ない。
百花
百花
咄嗟に口から零れていた。
柊 美嘉
他クラス女子
他クラス女子
他クラス女子
百花
百花
他クラス女子
人によって態度を変える人、 1番嫌いだ。
1人1人平等に接する。
こんな当たり前の事を出来ないなんて、 ほんとに有り得ない。
だから、見返してやろう。
私の演技で態度を変えさせてやる。
そう決意した。
私は、その日から練習をしている。
間時間に台本を見たり、 家でもいっぱい練習をしている。
そのせいか、英くんと話せていない。
こればかりは仕方がない...
と1人反省会をしていると、 後ろから声が聞こえた。
国見 英
百花
あー、英くんだ。
何日ぶりだろこんなに 近くに英くんが居るのは。
そう思っていると英くんが言った。
国見 英
百花
塩な彼氏が、今日は甘い。
こんなの新鮮過ぎる。
でも、今日は放課後柊さんと練習が...
百花
百花
国見 英
百花
国見 英
百花
英くん、
可愛すぎる。
国見 英
国見 英
と思ったら怒った。
百花
百花
国見 英
百花
百花
国見 英
国見 英
百花
百花
やる気100%になった。
英くんの力は偉大だな。
そーいうとこも大好き。
待たせて1時間半くらい 経ってしまった。
やばい、怒ってるかな。
そう思っていたら、
百花
国見 英
百花
可愛い。
無防備過ぎだよ英くん。
いっぱい待たせちゃったな。
私は英くんの隣に座った。
百花
ずっと英くんを見ていると、
目が薄く開いた。
国見 英
百花
百花
百花
国見 英
百花
国見 英
百花
百花
百花
百花
国見 英
国見 英
百花
国見 英
百花
百花
国見 英
国見 英
百花
国見 英
そんな事別にいい。
ただその一言を伝えてくれるだけで、 安心するから。
でも足りない。
もっと君に触れたいという 欲望が私の中にある。
君に触れていたい___
時はあっという間に流れ、 文化祭が始まった。
メイド喫茶。
佐々木 佳奈
佐々木 佳奈
佳奈もなりきってる。
私はもちろん裏方に入っている。
残念ながら、 英くんも裏方に入っている。
見たかったな、英くんのスーツ姿、、
私の料理も結構評判が良くなってきて、 雰囲気もいい感じになっている時、
事故が起こった。
森 花実
長瀬 桜
なんと、森さんがスープを自分に 落としてしまっていた。
百花
森 花実
齋藤 莉瑠
齋藤 莉瑠
森 花実
長瀬 桜
長瀬 桜
大丈夫かな。
火傷って、残るかもしれないよね。
長瀬 桜
百花
長瀬 桜
長瀬 桜
百花
長瀬 桜
百花
長瀬さんはなんやかんや 雰囲気が大人で、少し怖い。
断ったら墓に埋められそうだ。
隣の空き教室でメイド服を着た私。
本当に似合わない。
短いスカート、 フリフリの着いたシャツ。
見てる人が不快に ならなきゃいいんだけど。
その時ドアが開いた。
国見 英
タイミングが悪い。
なんで、こんな時に...
国見 英
百花
国見 英
国見 英
国見 英
咄嗟にカーテンに くるまってしまっていた。
英くんあんなに着て欲しく なさそうに言うんだもん。
百花
国見 英
百花
国見 英
百花
国見 英
そして英くんは カーテンを無理矢理剥がしてきた。
百花
国見 英
百花
英くんの顔を見ても何を考えているか 分からない顔になっている。
百花
その時英くんが私の腕を引っ張った。
百花
国見 英
国見 英
国見 英
国見 英
百花
国見 英
百花
国見 英
国見 英
百花
百花
国見 英
目が合った。
英くんの顔はトマトより赤い。
そんなに嫌なのかな。
可愛い、
百花
百花
国見 英
百花
国見 英
百花
百花
国見 英
国見 英
国見 英
百花
国見 英
百花
百花
百花
英くんもあんな事思ってくれてるんだ。
やっぱり男の子なんだな。
なんやかんや文化祭は終わった。
でもその文化祭でも色々あった。
百花
百花
他クラス女子
他クラス女子
汚らわしい。
こんなゴミ以下の人間が 何故存在するのか私には分からない。
百花
百花
百花
他クラス女子
百花
百花
百花
百花
百花
百花
他クラス女子
他クラス女子
百花
百花
他クラス女子
他クラス女子
他クラス女子
大人気ない事したのは分かってる。
でも、
ああいう人達が1番嫌いなんだ。
集団で1人を攻撃する。
そんな事絶対に犯してはいけない。
柊 美嘉
百花
百花
柊 美嘉
柊 美嘉
百花
百花
百花
百花
柊 美嘉
柊 美嘉
柊 美嘉
百花
良かった、この眩しい笑顔を 取り戻す事が出来て。
百花
百花
国見 英
百花
百花
国見 英
国見 英
百花
百花
百花
百花
国見 英
国見 英
百花
国見 英
百花
百花
百花
百花
国見 英
甘い甘いキスだった。
最近会えなかった分も 全部緩和されていく。
私、幸せだ。
……To be continued next_♡1000
꒰omake꒱
百花
国見 英
国見 英
百花
国見 英
コメント
7件
天才通り越して神ですね! 愛してます!
最高すぎて、死ぬ…