EPISODE 8
麻倉清香
麻倉清香
麻倉清香
麻倉清香
麻倉清香
麻倉清香
麻倉清香
麻倉清香
麻倉清香
麻倉清香
初めてちゃんと人に話した 人の気持ちが見える私の事、
私は涙ながらに話したけど、
きっとこれを聞いて泣きたいのは阿部くんの方だ、
阿部くんは私に騙されてたのだから、
阿部亮平
阿部亮平
麻倉清香
麻倉清香
こんな私には、
きっと失望しただろう、
お願いだからさっきの告白を取り消すって言ってよ、
そう思ったのに、
阿部亮平
阿部亮平
阿部亮平
麻倉清香
なんでそんなにポジティブにいられるの?
阿部くん騙されてたんだよ、?
嫌いにならないの、?
阿部亮平
阿部亮平
麻倉清香
阿部亮平
麻倉清香
阿部亮平
阿部亮平
麻倉清香
阿部亮平
阿部くんは思った以上に頑固だった,
だけど少し安心していて、
私の目の涙はいつの間に消えていた
阿部亮平
麻倉清香
その後阿部くんは律儀に私の家の前まで送ってくれた
阿部亮平
阿部亮平
麻倉清香
麻倉清香
阿部亮平
また明日、か、
阿部くんは、
私なんかで本当にいいのかな、
私は自分の気持ちすら見えていないのに、
どうして阿部くんの気持ちを心配するのだろうか、
自分に問いかけても答えは返ってこなかった
翌日、
私はいつも通り部屋で大学に行く準備をしていた、
いつも通り、
のはずだった、
お母さん
お母さん
ガチャっと開けられた扉の方を向くとお母さんが立っていた、
だけど、目を合わせてもあの吹き出しは出てこない、
どれだけじーっと目を見ても、
目を合わせ直しても、
お母さん
麻倉清香
麻倉清香
お母さん
お母さん
お母さん
麻倉清香
お母さん
お母さん
麻倉清香
麻倉清香
私はあの吹き出しが出てこないのが不思議になってリビングに向かった
麻倉日菜子
麻倉清香
麻倉日菜子
課題をしていた妹と目が合ったけど、
やっぱり吹き出しが出てくることは無かった、
私はこの時悟ったんだ、
私はもう、
人の気持ちを見ることは出来ないんだって、
大学に着いた時、
私は珍しくピロティの方を通った、
待ち合わせ以外では普段は通らないピロティ、
だけど私は運悪く見てしまったんだ、
阿部くんが可愛らしいワンピースを着たあの時の女の子と楽しそうに歩いてるのを、
仲良さそうに小指を絡めていて、
心の奥がうずうずして、
モヤモヤしてしまっていた、
私のこのモヤモヤは もしかしたら、
阿部くんのことを好きで、 阿部くんと女の子が仲良さそうにしてるのに
“嫉妬しているのかもしれない”
そう思ってしまった
私がもう、阿部くんの気持ちを見れないなら
もしかしたら阿部くんはその女の子のことを好きになったのかもしれない、
それすらも知れないから、
今もし返事をしても、
振られるだけ、
そうだよね、
人の気持ちを知られて普通は嫌だもんね、
阿部くんも普通の人と付き合いたいよね、
そう勝手に思うとここにはいても立っても居られなくなって、
足早にピロティを出て中庭に逃げるように歩いていった
EPISODE 9まで ♥450以上
もしかしたら次が最終話になるかもです😳 (もしかしたらですよ!!)
ぜひ♥連打や感想💬たくさん待ってます🧡𓈒 𓂂𓏸
コメント
8件
おい!いくら阿部でも浮気はゆこが許さない!!
うわぁー、気になる