霊璽
やっぱり僕が楓子ちゃんに迷惑かけちゃダメだ…!
霊璽
今日放課後いい?
楓子
うん
楓子
いいよ?
霊璽
じゃあ教室に来てね
楓子
うん わかった
放課後
楓子
どうしたの?
霊璽
実は…
楓子
なっ…なに?
霊璽
僕幽霊なんだ
楓子
え?どういうこと?
霊璽
僕結構前に事故死したんだ…
楓子
じゃあどうして?
霊璽
僕には未練があるんだ…
楓子
みっ…未練?
霊璽
うん…
霊璽
それを叶えるために色々したんだ
楓子
どういうこと?
霊璽
元々僕は未練があるひとしか見られないし…
霊璽
未練があるひととないひとでは目線が違うんだ…
楓子
どういうこと?
楓子
未練がある原因私?
霊璽
うん…
楓子
なに?言って?
霊璽
僕、楓子ちゃんのことがずっと前から好きだったんだ
楓子
え?
霊璽
ごめんなさい…
楓子
私も好き…だったよ…
霊璽
え?
楓子
体透け…てる?
霊璽
未練がなくなってきたからだよ…
ポロッ
チュッ
楓子
バカっ…
楓子
好き…
霊璽
僕…も…だよ…
霊璽
ふ…うこ…
楓子
うぅぅ
楓子
うぅ…ヒック…うっく…
楓子
うぅぅぅ
楓子
うぅ…
ありがとう…楓子… ずっとそばで見守ってるよ…だから泣かないで







