/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
かざね
もうそろそろ、クリスマスがくる、
かざね
でも、私が家族と最後にクリスマスを祝ったのは三年も前だ
Aちゃん
今年はサンタさんに何頼もうかな〜！
Bちゃん
私はプリキュアの変身セットにする！！
Aちゃん
私もそうしようかな！
かざね
私は、どうして私はこんなに不幸なの、、、
かざね
三年前までは、学校から帰ったらママが家にいて
かざね
私の大好きなプリンを作って待っていてくれた
かざね
私はプリンを頬張りながら学校であったことを話した
かざね
パパが帰ってきたら抱きついてお出迎えした、
かざね
パパは照れ臭そうに笑いつつも、私を抱きしめてくれた、、！
〜三年前〜
かざね
パパ！今年も早く帰ってきてね！！ママが手作りケーキ作ってくれるって！！
パパ
はいはい、分かったよ、今年も早く帰ってくるから、待っててね(にこ)
かざね
行ってらっしゃい！
ママ
いってらっしゃい、(ふふ)
かざね
でも、その日パパは帰ってこなかった、
かざね
ママと先にご飯を食べながら小言をつぶやきながら、帰りを待った、
ママ
パパおそいわね〜、、
かざね
多分お仕事だよ、！！
ママ
そうかもね、、！
かざね
そう言って会話を交わしていて、
かざね
気がついたら私は寝ていた、、
かざね
そして病院から電話がありパパが死んでいることを知らされた
かざね
世間を騒がしていた通り魔だったらしい、
かざね
帰り道に襲われて、、病院に運ばれる最中、しんだ、、
かざね
でも、パパが抵抗した時に犯人の血がついて、そのおかげで犯人は見つかったらしい、
かざね
そして、私が起きたのはママの優しい起こし方じゃなくて
かざね
ママの、泣き叫ぶ声だった、その鳴き声は悲鳴にも聞こえた、
かざね
それからママは必死に働いた、
かざね
大学卒業後にすが結婚したママにとっては働くなどはじめての経験だった
ママ
だ、ただいま、、
かざね
ま、ママ！？どうしたの、！顔が真っ青だよ！！
ママ
今年のクリスマスは、ご馳走を食べさせてあげるから、楽しみにしててね、、！
かざね
無茶は、しないでね、、！
ママ
わかったわよ、(にこ)、
かざね
でも、クリスマス当日に電話がかかってきた、
かざね
嫌な予感は、的中、病院からの電話だった
かざね
私は急いで病院にむかった、
お医者さん
なんでこんなになるまでほっておいたんだ！、
お医者さん
君のママは、いま、危険な状況だ、
お医者さん
ご親族は、いないんだね？、
お医者さん
最悪の場合君は孤児院に行くことになるから、考えて起きなさい、、、
かざね
どうして、どうして私はこんなに不幸なの、、
かざね
これじゃ、三年前といっしょ、、
かざね
パパがいないいま、大切な家族はママしかいないのに、、
かざね
私は泣き続けていつのまにか疲れたのか寝てしまった、、、、
パパ
ごめんな、、パパが、パパがきおつけていれば良かったんだ、
パパ
かざねに寂しい思いさせて。悪かった(撫で)
パパ
今宵はクリスマス、一つくらい奇跡が起きてもいいだろう、、、、
ママ
あ、あれ、ここは、、？か、かざね、！
かざね
ま、ママ！？ママ！！
ママ
ごめんね、、あなたを喜ばせたくて、ごめんね、
かざね
ママが、生きていただけで、私は嬉しいよ、！！もう、無茶はしないで！！
???
クリスマスは必ずしもサンタさんだけがプレゼントを運んでくる日ではありません、
???
あなたも。もしかしたら、クリスマスの夜に奇跡の一つくらい起きるかもしれませんね、、
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
