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BL

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10

君だけが、僕の世界

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(短編なんで、なんでヴィラン堕ちしたかは想像に任せます。) 誰も、僕たちを救ってくれなかった。 ヒーローに憧れていた無個性の少年、緑谷出久。 そして、誰よりも強く、ヒーローを目指していた爆豪勝己。 もし、あのとき誰かが手を差し伸べてくれていたら。 もし、あのとき誰かが二人の痛みに気づいていたら。 二人は今頃、ヒーローとして隣に立っていたのだろうか。 「ヒーローなんて、大嫌い」 そうして二人は、ヒーローになるはずだった道を捨てた。 ヴィラン名は、デクとダイナマイト。 無個性で戦闘には向かない出久と、圧倒的な力を持つ勝己。二人は互いを支え、守り、誰にも渡さないと誓い合う。 「出久の隣は、俺だけだ」 「……うん。僕には、かっちゃんがいるもん」 世界がどれだけ二人を拒絶しても、どれだけ二人が悪だと呼ばれても。 もう、互いだけは手放せない。 これは、救われなかった二人が、互いを唯一の居場所にしてしまった物語。 「俺たちで最恐のヴィランになろーな♡」
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