注意事項
この作品はnmmnです。
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それ以外の方はどうぞ。
ーskt Sideー
ドン、ドンドンドン……
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明るい声
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声がデカい
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……………。
skt
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ドアの向こうの彼に怒声を浴びせる。
引きこもっとるの分かっとる癖に…、
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それは素直にすまん((
だけど、出ては行けないと分かるんや。
センラを、傷付けてしまいそうだから…。
俺が…、
"吸血鬼"だから。
自分が吸血鬼と悟ったのはほんの一年前。
センラが好きで、告白して 付き合い始めてすぐ。
満月の日にセンラと 「満月綺麗やな」 って話をした後、寝ようとした。
そこで、気付いたのだ。
何故ならば、 "無意識に"センラの首に噛み付こうとしてたから。
そこですぐ悟って、 その日からずっと引きこもっとる。
もちろんセンラはこれを知らない。
でもしょうがない、知られたら嫌われるから。
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ご飯より血のが美味いやん((
まぁ…父親が買ってくれて時々贈られてくる血のパックなんだけど…。 しかもあんま美味くないんだけど…
でも、彼氏に血をねだるのはおかしない?
普通に気持ち悪i((殴
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センラは今回も負けたようで、 下の階に降りていった。
俺が吸血鬼って言ったらセンラはなんて言うんかな?
やっぱり…
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とか言うんかなぁ〜…
人間なら有り得そうやなぁ…。
いや、でも……
センラは優しいからなぁ、、
大雨の日に家出した僕を拾って育ててくれたのは正真正銘センラやし、、
甘やかしたり喧嘩しあったりしても 優しくしてくれて、付き合ってくれたのもセンラ。
それなのに、僕は引きこもってセンラを他人と同じにしとるんか…?
でも…でも…………
skt
ムカつく、ムカつく…
こんな弱い僕は嫌い。
ウザい、ウザいウザい…消えてくれ。
頭をクシャクシャにしても出て来るのはイラつきばかり。
こんな僕は死んでしまえばいい。
そう思っても死ねないのがもっとムカつく。
もう…寝よう…、。
自己嫌悪に浸りながらもいつものパニックを起こさない為に寝る事にした。
skt
目を開けるといつもの散らかった部屋。
今日も、生きなきゃ。
ドンドンドン!
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またか。
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skt
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skt
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今日も諦めた、かな?
そう思った時、 扉の前にストンッと座る音。
センラが扉の前に座ったみたい。
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snr
ごめんね、ごめん。
傷付けてるのは分かっとる。
でも引きこもりは辞めれない、
自分の事しか考えれないんや……ごめん、
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ちゃう、ちゃうよセンラ…、
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だから…ちゃう…………
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snr
skt
思わず扉を開けて、センラに叫ぶ。
センラにまんまとはめられた事に気付かずに。
あ……やってしもたぁ………
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skt
skt
snr
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寂しい………?
センラ今、寂しいって言った?
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気付かずに言ったのか、 消え入りそうな声を出す。
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そう言いながらまた部屋に戻ろうとしたが………
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首根っこを黒い笑顔をしたセンラにしっかり掴まれ、 リビングへと連れて行かれた。
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人間の物食えるんかなぁ…
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少し怖いがここまで来たらしょうがない。 食べる。
パクっ…
……………………………。
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skt
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ん?
………………………あ、
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skt
snr
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あ、出た、また黒い笑顔
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手が震える、嫌われるんかな…怖い、怖い…………。
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ふと呼ばれた名前。 手が暖かいセンラの手に包まれた。
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…やっぱり嫌われる…!
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センラの明るいオーラに思わずセンラの方を向くとセンラは目を輝かせていた。
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ブラッドやら何やら分からんが とにかく嫌われなくて良かったぁ…。
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そしてセンラは何かに勘付いたようにふと暗い顔を見せる。
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snr
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それからもセンラは 吸血鬼なんて種族は関係なく ずっと仲良くしてくれた。
ねぇ、センラはさ、僕の事ほんとに好きなん?
よく分からなくなってきてんねん、
ねぇ、本当に好きならば………
ちゃんと、教えて…?
なぁ、センラ?________
ーsnr Sideー
コンコン
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snr
……………………………。
snr
snr
おかしいな、いつもはご飯って言葉でマッハで出てくんのに…。
まさか、また引きこもり、?
ガチャ…
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ギィ……………。
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誰も、居ない?
ガバッ
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急に後ろから布で口を塞がれた。
snr
だんだん意識が………。
バタッ
最後に見たのは冷たい床と_____?
暗い……暗い…へ、や……。
パチッ。
snr
目を覚ますと、 そこは見覚えの無い真っ暗な部屋だった。
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ガチャリ
???
snr
パチッ
暗い部屋に明かりがつく。
その人の顔は_____
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坂田に凄く似ていた。
???
???
???
「坂田 暗だよ?」
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暗
坂田は………明だったはず。
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暗
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暗
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暗
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暗
snr
暗
snr
暗
snr
暗
暗
ゾッ
何故かそう言った時の暗の顔が酷く恐かった。
ー暗 Sideー
暗
skt
暗
skt
暗
skt
暗
skt
暗
明兄と話してる時はずっと楽しかったし幸せだった。
護り合うって決めたし、 ずっと一緒だって思ってた。
あの時までは。
父親
母親
ある日、両親が喧嘩し始めた。
俺と明兄は違う部屋でその光景を見ていた。
暗
skt
明兄だって怖いはずなのに、 僕を慰めてくれたんだ。
でも、 そんなのお構いなしに喧嘩は凄まじくなっていった。
それで、最終的には
母親
母親
母親
ピシャン!!!
母親は、父親と僕達に一瞥をくれると家を出ていき帰って来なかった。
父親
skt
暗
父親
父親
skt
暗
父親
その日から 明兄は眩しい笑顔を忘れたかのように笑わなくなった。
そのときに、気付けば良かった…。
ガラガラガラ…
あ、兄ちゃん帰ってきた‼
暗
ある日、明兄が帰ってきた時 母親が居なくなってから暗かった目が明るくなっていたんだ。
暗
skt
兄ちゃんは僕を無視し、父ちゃんの方へ。
父親
skt
好きな人、出来た。
父親
暗
skt
skt
skt
父親
skt
skt
僕、その人の所行く!
父親
skt
「僕だって、幸せになりたいんよ」
父親
skt
兄ちゃんは父ちゃんに言うと、すぐ玄関へ来た。
暗
skt
何も答えてくれない、まるで何も居ないかのように靴紐を結んでいる。
暗
暗
skt
僕に向けられたその日初めての言葉。
それは酷く冷たく、酷く悲哀を含んでいた。
skt
「そして、 もう兄ちゃんじゃないで」
暗
暗
skt
暗
skt
skt
skt
暗
ピシャン
そこから兄ちゃんも母親と同じように帰って来なかった。
ーsnr Sideー
暗
暗
snr
あの、雨の日……。
一度助けた少年がまた雨にうたれていた。
その横顔が酷く悲しかったから 家に来るかと言ったら笑顔になった、
坂田………そうだったんか、
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暗
snr
暗
snr
暗
暗
冷たい眼差し、その奥には哀しさも…
嗚呼、坂田そっくりだ…。 俺が声をかける前の坂田と、そっくりなんだ。
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「坂田好きだったん?」
もちろん保証はない。
けれど、何故かそう感じる。 そう信じてやまないんだ。
暗
暗
暗
悔しそうな顔、泣き顔、声
全て坂田と重なる。
そんなくらい似ていて
だから尚、こっちも悲しい。
暗は、どれだけ寂しかったのだろう。
とられてどれだけ悲しかったのだろう。
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暗
暗
暗
snr
暗
暗
そんな、…嫌や!!!
どれだけこいつが悲しい運命を辿っていようとも、俺にはもう坂田がおらんとだめなんや!!!
はよ坂田の元にいかんと____
バァン!!!!!
唐突に俺の後ろの部屋の扉が轟音と共に開いた。
skt
ぁ、この声は…………
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坂田は俺を見るとすぐにかけてきて、 縄を解き抱きしめてくれた。
skt
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暗
暗が驚きと悲哀に溺れた顔で呟く。
坂田は俺を離してそっちを振り向き、近付く。
………ヤバイのでは?()
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暗
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skt
暗
skt
暗
skt
skt
skt
暗
暗
暗
暗
おーおー、手間のかかる兄弟だ。 かわええけど。
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暗
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暗
暗
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暗
暗
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暗
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「愛してるわ」
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バカップルは今日も平和です‼
はいどうも作者です!
すみません小説ガチでサボってましたごめんなさい殴らないd((殴
この作品は、 この前(?) 腐女子会議の元でうまれた作品です()
楽しんで頂けたならば幸いです!
では、また次回。
コメント
67件
田中です田中です田中です田中です田中です田中です田中です田中です田中です
はっ、好きです() あとsnskという新たな扉開きそうです助けないでください( 蓮奈さんも神作しか書けない病ですねきっとそうですね...!
蓮奈ー。柚香が垢消すって