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瑠姫

木更津が猫化しました

瑠姫

可愛い天然サイコの猫化……

瑠姫

GO

涼夜

………

俺は久明涼夜、昨日は一緒にシェアハウスしてる後輩の木更津と仕事する予定………そう、予定だったんだが……

涼夜

……何がどうして…そうなったんだァァァァァァァァァァァァァァァ!?

涼夜

どうすればいいんだ…

裕斗

おーい涼夜、木更津、飲み物持ってきたぞー………何があった?

氷郎

どうした?……ってえ?

涼夜

なんか…改めて見たら……可愛い

伊波、下城「確かに」

遥輝(猫化)

……にゃーん(……えぇそんなでしょうか)

涼夜

………(木更津の頭を撫でる)

遥輝(猫化)

にゃーん(気持ちいいです)

涼夜

なぁこいつ本当に俺らの後輩?化け猫が木更津の容姿真似てるようにしか思えないんだが

氷郎

疑いたい気持ちは分かるが…本当に俺たちの後輩だ

裕斗

ただ…なんで猫化してるんだ?

涼夜

知らん

氷郎

昼飯ん時は普通だったがな?

涼夜

一旦木更津の部屋行ってみるか?

裕斗

そうだな

木更津の部屋

涼夜

ん?これ瓶?

氷郎

この瓶…どっかで

裕斗

これ、ワインの瓶じゃねえか?

遥輝(猫化)

にゃーん(ワインの瓶ですね)

涼夜

木更津ってそういやワイン好きだったな

裕斗

てことは…これ飲んだんだろうな

氷郎

でも俺達は誰も木更津にワインなんて持ってきてないぞ?

涼夜

てことは外部の誰か?

裕斗

でも誰が?

遥輝(猫化)

にゃーん(それは……)

???

お、いい感じに猫化して行ってるね

涼夜

!誰だ!

零舞

我の名は零舞(れん)、そのワインを渡した張本人である

裕斗

お前が!

涼夜

なんでこんな事をした!

零舞

それはな……

零舞

そいつの猫化は似合うと思ったからな!読み通り可愛くなったな

涼夜

まぁ、それは確かにな

遥輝(猫化)

にゃー!?(久明先輩!?)

零舞

だろう!だろう!やはり我の見込んだ通り、そいつは猫化すると可愛い!

氷郎

まぁ………分かるが……話せないのは辛いな

裕斗

確かにな

涼夜

どう思ってるか分からんからな。可愛いとかは分かるが意思疎通が出来ねぇのは嫌だな

遥輝(猫化)

にゃー……(先輩方……)

零舞

ふふふ、そうか、ならば、

零舞

絶刻の城で待とう

涼夜

木更津の為にも行こう!

裕斗

そうだな!

氷郎

行こうか!

遥輝(猫化)

にゃーん!(先輩方…かっこいい!)

涼夜

ここか……

裕斗

てかあいつ倒したとて木更津の猫化直せるのか?

氷郎

直らなくても意思疎通出来れば良いがな

遥輝(猫化)

にゃーん……(えぇ……)

零舞

来たわね

涼夜

ちゃっちゃっとお前を倒して木更津を直してもらおう

零舞

(直す為には絆が必要とかどうこうとあった気が)

零舞

(……まいっか)

零舞

我の動物能力に恐れおののけ!

遥輝(猫化)

にゃっ!?にゃーーん!(うわっ!?わぁぁぁ!)

涼夜

木更津!?

遥輝(猫化)

にゃ!!(近づくな!!)(敵意むき出し)

氷郎

木更津!?なんでそんな敵意むき出しで

裕斗

大方敵に操られてるんだろうな。彼奴が動物系能力らしいからな

零舞

(確かに言ったけど!確かに言ったけども!なんでそんな直ぐに分かったのよ!?)

涼夜

ただその場合木更津の能力が強すぎるんだよなぁ

裕斗

まぁ、頑張ろうか

数分後

氷郎

くっ!やっぱり強い

涼夜

木更津の能力から俺達の弱点分かってるからな彼奴

裕斗

どうするか

木更津の心の中

遥輝

……何してんでしょうか、僕は

遥輝

先輩方に迷惑ばっかりかけて、敵意むき出して……本当に申し訳が経ちません…

遥輝

もういっそ……死んでしまいたい……もう……僕を殺して……

遥輝

先輩方もこんな僕なんて要らないでしょうし

???

本当にそれで良いのか?

遥輝

え?

???

本当にそう思うのか?

遥輝

…当たり前ですよ……

???

なら、今お主の為に戦ってくれているのは誰だ?

遥輝

……先輩方

???

そうであろう?

???

お主が大事だと思わぬのなら今こうして戦ってはくれぬだろう

遥輝

……確かに…そうですね

???

それにお主の能力で分かるだろう?

???

お主の絆能力、それであの者達の本心を聞いてみれば良いのではないか?

遥輝

……確かに

能力使用

遥輝

………先輩方……

???

ふふ、その様子だと分かったようだな

遥輝

なんで……こんなにも…………僕を…………思ってくれてるんですか……

???

それはお主の優しさと人柄の賜物ではないか?

遥輝

……え?

???

お主は優しい、そして、人柄も良い。そんなお主だからこそ探偵の仕事も依頼が多く来るのであろう。あの者達もその人柄や優しさに触れて今お主の為に戦っているのだ

遥輝

………

???

ほれ、あそこを見てみよ

遥輝

んえ?

遥輝(猫化)

……………

遥輝

あれは?

???

あれはお主を縛っている鎖だ

遥輝

鎖?

???

あれは別名鎖猫と呼ばれておる

遥輝

鎖猫?

???

あれは絆で解ける。先程までのお主なら解けなかったであろうが、今のお主なら解けるであろう。

???

信じる事を思い出したお主ならな

遥輝

あの!貴方の名前は?

???

ふっ、名乗る名などとっくに忘れてしもうたわ

???

ただ……この姿の縁の名から少し借りて、成華と名乗ろう

遥輝

成華さんですね!ありがとうございます!(満面の笑み)

成華

(はん、なるほどな、彼奴らがこやつの為に戦う理由…少し分かったのぉ)

成華

ここで道草食っていて良いのか?お前が大切にしている仲間の元へ向かってやれ

遥輝

はい!

遥輝

……僕に掛かった呪い…猫化の呪い

遥輝

僕の事を信じて戦ってくれている先輩方の為にも……先輩方を信じて……その絆で罪の鎖で…守りきる!

裕斗

!おいっ!あれ!

涼夜

!!木更津の猫耳が!?

氷郎

消えていく!

零舞

なん……だと!?

零舞

何故だ!?何故あの呪いが簡単に解けただと!?

遥輝

解放条件が絆は僕にとっては有利でしかないですよ。まぁ気付いたのはいまさっきなんですが

零舞

んな!?

涼夜

絆……か。だったら木更津には解除出来るな

裕斗

(あとは木更津には罪能力もあるからな)

遥輝

先輩方合わせてください!

遥輝

『罪符 怠惰なる鎮魂歌』

涼夜

はいはい。分かったよ

涼夜

『罪符 憤怒なるレクエルド』

裕斗

あぁ、分かったよ。

裕斗

『罪符 傲慢なるRegret』

氷郎

はは、分かったよ

氷郎

『罪符 嫉妬なるアメジスト』

零舞

グアァァァァァァァァ

遥輝

先輩方、ありがとうございます!

涼夜

良いんだよ(猫化してた姿は可愛かったがな)

この作品はいかがでしたか?

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