テラーノベルの小説コンテスト第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで

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りぬくん嫌われ

第5話 - 「迷惑かけてごめんね。」

221

2022年03月20日

#すとぷり

#嫌われる

2025永眠予定ω・)ﾀﾞｵ~

青

黄

赤

桃

橙

紫

鬱君

クソ野郎

クソ美

赤

せんせ

赤

ごめんなさい。

鬱君

なんで？

赤

迷惑掛けちゃったから…

鬱君

全然大丈夫だよ(●︎´▽︎`●︎)

宇宙

放課後まで飛ばす…

鬱君

では、さよーならー

クソ野郎

お前。こっちこい。

赤

はい。

宇宙

空き教室

クソ野郎

お前ウザイんだよ。

クソ野郎

病気持ちだからって特別扱いされて。

赤

ごめんなさい。

クソ野郎

謝って済むなら、警察は要らねぇんだよ。

クソ野郎

( 　'-' )ノ)`-' )ﾎﾞｺｯ

赤

_:( _ ́ཫ`):_

クソ野郎

よっわwww

クソ野郎

ﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾊﾞｷﾊﾞｷﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺﾎﾞｺ

赤

ﾊｧﾊｧﾊｧﾊｧも、や、

クソ野郎

今日はこれで終わらせてやる。明日からも来いよ。

赤

はい。

宇宙

クソ野郎が去った後…

赤

はァ、またか…

赤

リスカ、してもいい、よ、ね？

赤

ｶﾞｻｺﾞｿｶﾞｻｺﾞｿ

赤

あった

赤

ｶﾁｶﾁｶﾁ

赤

ｻﾞｸｻｸｼｭｰｻﾞｸｻｸ

赤

ﾎﾟﾀﾎﾟﾀ

赤

ﾊｧｰ

赤

く、すり？

赤

でも…

赤

あぁぁぁぁぁぁぁ

赤

もぉぉぉぉぉ何がいいの❓

赤

わかんないよﾎﾞｺ

赤

薬飲んでいいよねwww

赤

ｶﾗﾝ

赤

全部飲むか…

赤

o口(･ω･`)ｺﾞｸｺﾞｸ

赤

ﾊｧｰ

赤

も、死のうかな…

宇宙

あ、今ね7時半だよ〜

宇宙

その頃、鬱くん達は…

紫

ﾌﾟﾙﾙﾙ

鬱君

電話だ

鬱君

はーい。

鬱君

どした？

紫

あ、あのね、

鬱君

うん

紫

赤が、居ない

鬱君

え？

紫

帰ってきてない

鬱君

探しとく。ありがとう

紫

うん。

鬱君

赤くんどこ？

鬱君

もし、かして

宇宙

違ったらごめんなさい。

鬱君

ﾊｧﾊｧやっぱり

赤

せんせﾊｧﾊｧ

鬱君

どうしたァ？

赤

苦しい

鬱君

薬飲んだ？

赤

うん

鬱君

吐きそう？

赤

吐きそうなのに、吐けないﾊｧﾊｧ

鬱君

苦しいね…

赤

あと、なんか変なの見える。

鬱君

どんなの？

赤

足がなくて、幽霊

鬱君

(幻覚？)

赤

こっち来ないでﾊｧﾊｧ

鬱君

ちょっとごめんね

鬱君

ｽｯ(赤くんの目を隠す)

鬱君

これでも見える？

赤

うんﾊｧﾊｧ

鬱君

消えない？

赤

きえ、ないﾊｧﾊｧﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

赤

来んな、来んな、来んな、来んな、来んな、来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな来んな

鬱君

ごめんね。ﾁｸｯ

赤

……(o_ _)o パタッ

鬱君

連れて帰るか。

鬱君

その前に、タオルで止血と。

鬱君

(((((*´･ω･)ﾄｺﾄｺ

鬱君

＼ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ／

紫

はぁーい

鬱君

あ、紫くん！

鬱君

いた、けど…

鬱君

眠らせてる。

鬱君

ごめん。必要な時だけ使うって約束だったのに、初日に使っちゃった。

紫

大丈夫だよ(｡ᵕᴗᵕ｡)

紫

お家入ろ？

鬱君

え、いいよ。帰るよ。

紫

事情を聞きたいんだ。

鬱君

はーい。

宇宙

紫くんの部屋ね？

紫

赤は、ベッドに乗っけといて？

鬱君

うん

紫

で、何があったの？

鬱君

電話されたじゃん？その後、ここしかない！と思って空き教室に行ったの。そしたら、ODしたみたいで、苦しそうにしてたの。だから、吐かせようとしたんだけど、持ってた薬全部のんだから、吐き気止めも入ってたんだろうね。それで吐けなくてしかも、幻覚が見えてて、それでもう手に負えない状態でパニックになってたから、睡眠薬を打っちゃった。です。

鬱君

ごめんなさい。

紫

ごめんね。

紫

鬱君に迷惑かけちゃった。

鬱君

……い。

紫

ん？

鬱君

迷惑なんかじゃない。(大声)

鬱君

なんでそうやって何もかも迷惑だって言うの？

鬱君

ねぇ、少しは人に頼ろうとしないわけ？

鬱君

あのねぇ、人は強がりで自己中で自己肯定感低過ぎるんだよ。少しは自分の事を、周りの人の事を信頼してよ。

紫

あ、ご、ごめ

鬱君

あ、ごめん。

鬱君

強く言いすぎた。

鬱君

帰るね。

紫

まって。

紫

もしかしたらの話だけど、

紫

赤くん、

不登校になるかも

鬱君

え？

鬱君

なんで？

紫

考えてみて？

紫

だって赤くん今日初めてあの学校行ったんだよ？

紫

なのになんで空き教室の場所が分かるん？

紫

赤くん、虐められた可能性が高い。

紫

だから、学校に行かせないかもしれない。

紫

そしたらごめん。

鬱君

話してくれてありがと。

鬱君

理解した。

鬱君

心の準備だけはしとく。例えこなかったとしたら、毎日勉強教えに来てもいい？

紫

うん。

紫

お願い

鬱君

じゃあ、Bye-bye

紫

うん。

紫

ﾊｧｰ、俺はほんとに赤くんのこと守れてるのかな…

桃

守れてると思うよ。

紫

ฅ(๑⊙д⊙๑)ฅ!!した

桃

ごめんごめんwww

桃

ほんとに守れてると思う。

紫

そうなのかな…

紫

なんか時々感じるんだよね。仕事してても、ほんとにこの人達の役になってんのかなとかさ、特に俺と青くんって精神科じゃん？だから余計にさ…

桃

俺は、紫くんにいっぱい助けられたよ？

紫

何にもしてないけど…

桃

そうやって、自分の不満とか、悲しい事とか聞けるだけで俺は救われてるから、ね？元気出そ？

紫

うん!!!

紫

ありがとうwww

桃

笑ってた方が可愛いよwww

紫

///

桃

あー照れた

紫

照れてない///

桃

www

桃

でも、少し休もっか。自分の為に。

紫

それは、出来ないかな…

紫

ﾊﾊﾊごめんねﾆｺ

桃

(´｡•ω(•ω•｡`)ぎゅー♡

紫

どした？www

桃

さっきさ、鬱くんにも言われてたけど、強がらなくてもいいんじゃない？人間そんな完璧じゃないんだしさ。そんな完璧人間が居たら逆に…ね？

紫

う、うん。

紫

(そうだ、俺は小さい頃から親に完璧を望まれ、習い事をさせられた。もちろん友達と遊ばせてなんて貰えない。そのせいか俺の周りに、人は来なかった。テストで100点を取らなかったら、季節関係なく、ベランダに放り出された。その名残なのか、今でも自分の中で完璧を求めてしまうようになったのだ。でも、その考えに間違えがあるのは知ってる。けど、怖いんだよね。自分が失敗してるところを人に見られるのが。弱いって、臆病だって、失敗作だって思われるのが怖いんだ。だから完璧を求めるようになった。今でも。)

赤

!!!( ﾟдﾟ)ﾊｯ!!!!

赤

ここは？

紫

おはよう。おうちだよ？

赤

俺学校に居たような気が…

紫

あー。なんか学校で寝ちゃってたから鬱くんが連れてきてくれたんだ。(大嘘)

赤

そうなんdｳﾞ