この作品はいかがでしたか?
818
この作品はいかがでしたか?
818
〜柊神社本殿・裏〜
私は朔夜と共に本殿裏に移動した。
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜がそう言うと、朔夜の体全体が光りはじめたの。
見る見るうちに光る朔夜の体は小さくなっていった。
そして、光がおさまったと思ったら…朔夜の立っていたはずの場所に…小さな黒い生き物がいた。
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
私は変身した朔夜を両手で持ち上げた。
その姿は黒いうさぎ??みたいな姿だった。
あまりの可愛さに私は朔夜に頬擦りしちゃったの。
ふかふかさらさらの毛感触を感じた。
朔夜
椎名夏美
朔夜
朔夜は私の両手からぴょんと逃げるように下に飛び降りると、また体が光り、元の姿に戻った。
椎名夏美
朔夜
朔夜の顔を見ると、顔が赤くなっていた。
朔夜
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
朔夜の顔がますます赤くなっていく。
椎名夏美
私もさっきした行動を思い出して、顔に熱が籠るのを感じた。
朔夜だけじゃなく、私も顔が赤かったかもしれない…
朔夜
椎名夏美
多分顔が赤くなってるところが見られたくなかったからなのかな…私はちょっと足早に朔夜の横を通り過ぎようとしたの。
でも、私は…それ以上進むことはできなかった…
なぜなら…
私はふわりと包み込まれるように朔夜に後ろから両手で抱きしめられたから…
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
椎名夏美
いつものように…初めてのはずなのに…
懐かしく感じた…
どうしてなのか分からないけど…
もうそんなのはどうでも良かった…
椎名夏美
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
それ以上は互いに何も言わず…
抱きしめられた朔夜の手に私は自らの手を重ねた。
本殿の裏でしばらく二人きりの時間を過ごした後、
私達は東屋に戻ってきた。
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
朔夜
椎名夏美
私は神社から帰ってきたあと、自室に入ると、ベッドに座り、ゴロンと横になる。
すると、その反動で制服の胸元の間からコロンと朔夜からもらった赤い宝石のついたペンダントが顔を出してきた。
出てきたペンダントを私は手で優しく触る。
椎名夏美
『オレも…お前のことが好きだ…』
朔夜に言われたことを思い出し、再びドキドキしてきた。
椎名夏美
けど、同時に懐かしさも感じてくる…
朔夜にも話したけど、その懐かしさは私じゃない私が感じているような気がする…
たしかに私は朔夜の子孫に当たるわけだから懐かしく感じたりするのはあるのかもしれないけど…
それだけじゃない気がした。
椎名夏美
もちろん覚えはない。
でも、以前私は見たことがない和服姿で傷を負った朔夜の姿が頭によぎった。
あれはいったいなんだったのだろう…
椎名夏美
私は…朔夜の全てが知りたかった。
…好きだからこそ、知りたい…
なんとなくだけど、私にはあまり良くないことかもしれない気がした。
それでも…
椎名夏美
コメント
6件
もう完全に両思い❤️ うーん…ここから過去の話なんか絡んでくるのかな??
又テラーあげるの楽しみに 待ってます!(*´ω`*)
面白かったです!(笑)