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ジョングガ。僕は君を信じるから。
声が出ないから
ジョングガに紙とペンが欲しいと
身振り手振りして伝える
それを受け取ってくれたみたいで
ジョングク
と言ってとりに行った
ジョングク
テヒョン
《ありがとう》
すぐさまジョングガが持ってきてくれた紙に書いた
ジョングク
※これからテヒョンの吹き出しで出るのは紙に書いている事です
テヒョン
ジョングク
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジョングク
やっぱり怖い。でも。書かなきゃ。
テヒョン
ジョングク
テヒョン
テヒョン
《妊男なんだ》
ジョングク
あぁ〜。書いちゃった
ジョングガすごい顔。
テヒョン
ジョングク
ジョングク
テヒョン
テヒョン
テヒョン
テヒョン
ジョングク
《僕は小学校の時に妊男って言われたんだ》
《それで、僕の担任の先生が》
《小学校6年生の時にみんなの前で勝手に話したの》
《僕が妊男って事を》
《そこから、僕の人生が狂ったんだ》
《みんなからは》
《軽蔑・性暴力が絶えなかった》
《だから、ジョングガに伝えないで》
《隠し続けた》
《もしかしたらジョングガも、》
《みんなみたいに軽蔑しちゃうじゃないか》
《離れて行っちゃうんじゃないかって》
《そう思ったから伝えなかった》
《あの時だってそう》
《ジョングガに知られるのが怖くて》
《怖くて、知られたくなかったから》
《あの時怒鳴ったんだ》
《挙句の果てにはこのザマ。》
《情けないよね。》
《声も出ない。人に会うのが怖い》
《身体中アザだらけ》
テヒョン
ジョングク
僕は今、泣きそうだ…
こんな事をジョングガに伝えて
違う接し方になってしまうと恐れて
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
ジョングク
そう、僕の気持ちを伝えると
テヒョン
と、返事してかすかに出る声で
ヒョンは僕の腕の中で
溜めていたものを吐き出すかのように
泣いた