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天の声

玄関の扉を開けて辺りを見渡す。
家の中は薄暗く、少し涼しい。なんとも言えぬ不気味な雰囲気が漂っているのを感じます。

田中

血痕や争った形跡はあるか?

天の声

床にはゴミが散乱していたり、所々に大きな穴が空いています。

田中

血痕はないってことで
おk?

天の声

おk

田中

んー。

田中

・・・・。(思考中)

田中

まぁとりあえず神隠しと関連性ありってことで一旦置いとくか

天の声

探索するかい?

田中

もちろん

天の声

・和室
・寝室
・リビング
・お風呂場

天の声

どこを探索する?

田中

まずはトイレだろ

天の声

何もないだろ

田中

トイレだぞ
何かあるかもしれないだろ

天の声

お前の中のトイレどうなってんだよ。

天の声

ではトイレに向かいます。

天の声

あなたの目の前にはごく普通のトイレがあります。

天の声

ごく普通の。

天の声

特に何もないけど、何をする?

田中

怪しいな

天の声

怪しくねーよ、普通のトイレって言っただろうが

田中

念の為流してみよう

ジャアァァァ.....

天の声

ごく普通のトイレに、ごく普通の水が流れました。

田中

何も無いか

田中

“トイレはトイレである”
ということが分かったな。

天の声

有益な情報だな

田中

次はお風呂場に行こう

天の声

風呂場へ来ました。
少し古めなタイプのお風呂ですね。

田中

パッと見何もなさそうだな

天の声

移動しますか?

田中

そうしよう

田中

移動する前にひとっ風呂浴びるか

天の声

おい、人んちだぞ

天の声

常識的な行動どこ行った?

田中

窓割る時点で手遅れだろ

天の声

確かに言われてみれば。

天の声

それじゃあ入浴シーン入りまーす

赤色の蛇口ハンドルを捻ると、シャワーヘッドから冷たい水が出てくる───。 冷たかった水は徐々に熱くなっていき、最終的に気持ちの良い温かさになった所で温度が固定される。 お湯の温度は体感41℃程で、少し熱いがそれがとても心地よく、まるで最高級の温泉にでも浸かっているかの如くこれまでの疲労が一気に抜けていく。 しかし程よく熱いお湯とは反対に冷たい風が全身を撫でるように駆け巡る。 そう、この感覚はまさに露天風呂‥‥。 冷たい風と火照っている体がダンスをしているんだ。自分は今、爽やかな風の羽衣を纏っているんだ。 あぁ、なんて幸せなのだろうか。 きっと今ならば100kmマラソンも完走できるだろう。 ここが走り高跳びの会場ならば、その場に居る誰よりも水の妖精のような....にこやかに微笑んでいる天使のような....優雅で美しい走り高跳びを披露出来るだろう───‥‥‥‥‥‥。

天の声

満足した?

田中

した。

狂人共が行く怪異巡り

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