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3 - 寂しがり屋の幽霊

♥

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2020年05月06日

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これは、あるお墓に居る寂しがり屋の幽霊のお話_

これはまだ寂しがり屋の幽霊が人間だった頃のこと_

悠真

君は…誰…?

咲希

え…?忘れ…ちゃったの…?

寂しがり屋の幽霊咲希は、

愛していた彼が事故に合い、彼に忘れられてしまったのだ。

咲希

ねぇ、思い出してよ?!

咲希

私達沢山遊んだじゃない?!

咲希

沢山っ…沢山の時間を一緒に過ごしたじゃないっ!!

悠真

いっ…!

悠真

わからない…わからないんだよ…

悠真

君が誰なのか…

咲希

思い出してよ…っ

悠真

僕にしばらく時間をくれないか…?

そう言われ咲希はコクリと頷いて帰りました。

時間が立ち、咲希は、また彼のもとへ行きました。

咲希

ねぇ…思い出した?

悠真

彼は何も言わず俯いてしまった。

咲希

そっ…か…w

咲希

じゃあ、また来るね。

咲希がそういった瞬間

彼は事故で負った傷を抑えながら苦しみ始めました。

悠真

いっ…!

悠真

うぐっ…

咲希

悠真?!

傷口は開き、大量の血を流しながら

彼は亡くなりました。

咲希は、自分のことを忘れられたまま最愛の人を失いました。

咲希の親や兄弟も他界していました

咲希は、もう生きることを諦めました。

咲希

もう‥いいよね。

咲希

私は、神様に嫌われてるんだから…

そう言い残して咲希は亡くなりました。

咲希は、ふと目を覚ましました

そこは見覚えのある墓場でした

そう。 母や兄弟、彼が眠る墓場でした。

でも、母や兄弟達の姿はそこにはありませんでした。

咲希

…あははw

咲希

やっぱり私は

咲希

神様に嫌われてたんだね…w

しばらくして、咲希のお墓に誰かが来ました

咲希

だれ…?

それは同僚の恭也でした。

恭也

咲希、元気にしてますか?

恭也

俺は密かに咲希に恋をしていました。

恭也

でも、もう忘れます。

恭也

これで最後です。

恭也

さようなら…

咲希

ねぇ?!

咲希

私は…私はここにいるよ!!

咲希

忘れないで‥っ!

咲希

ねぇ!

でも、幽霊になった咲希の言葉は恭也には聞こえません…

咲希は泣き叫びました…

それからしばらくして、咲希はある花にだけ触れれることに気が付きました。

咲希

この花‥この花だけ触れる…

咲希

確かこの花は…

『ワスレナグサ』

それが咲希が見つけた唯一触れる花でした。

そして、咲希は、思いつきました。

ワスレナグサ、みんなのところに置いてこよう…

そうして咲希は今でも知り合いを探して

ワスレナグサを届けに行っているそうです。

この話はこれでおしまい。

え?私は誰かって?

私は…そう。

寂しがり屋の幽霊です。

柚葉

はい!

柚葉

こんな感じでホラーみたいな悲しい話を書いてみましたぁw

柚葉

長々とし過ぎですねww

柚葉

でも、久々のストーリーにしては頑張ったほうですよ?w

この作品はいかがでしたか?

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コメント

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(´・ω・`)…もっと頑張ろう()

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