テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
大ちゃんと来たカフェは普通のチェーン店やけど、 大ちゃんはブラックコーヒーを頼んでいて、何か大人に見えた。 僕はもちろん、ホイップとかで甘々なやつを頼んでて それにドーナツまでって 僕ばかり食いしん坊みたいで恥ずかしい。
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
そう言って大ちゃんが自分のスマホを見せてくれる。 グッと覗き込むと大ちゃんの顔もグッと近づいてきて、 何か恥ずかしい。
流星
大吾
流星
大吾
流星
そんな事を人に言われた事がなくて、恥ずかしくて俯いてると スッと大ちゃんと距離ができた。
大吾
流星
流星は分からんくて当たり前。 俺は流星を友達じゃなくて恋人にしたいって思ってるから。
流星は気付いてないけど、 俺と流星は入試の時に実は出会っている。そのかわいい顔と どこか自信なさげな表情が強烈に印象に残っていて、 所謂一目惚れした。
もし、合格できたら絶対探し出すって思ってたら、 入学して1ヶ月も経たずに巡り会えて、その日のうちに 冗談とはいえハグまでしてしまって、俺が暴走してるだけ。 流星が友達って思ってくれてるなら、 俺も友達の距離でおらんとおかしいのは分かる。
でも、のろのろしてたら、誰かに取られるんやないかって 毎日、不安に思う。
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
大吾
流星
そんな先の約束をしながら、大ちゃんの方を見ると めっちゃニコニコしててかわいいなぁと思った。 そして、大ちゃんと目が合う。 何となく恥ずかしくて、目を逸らしてしまうけど、 気になってもう一回視線を合わせると、 何か胸がドキドキして変な気持ちになる。
多分、この気持ちは友達じゃないと思う。