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俺の声はもう届かない…

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俺の声はもう届かない…

2 - 俺の声はもう届かない…

♥

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2022年11月20日

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長尾謙杜side

ある音楽番組のリハーサル中

俺たちはいつも通り

楽しく、それでも手は抜かず

一生懸命ダンスの振りや

移動の確認等をしていた

でも、今日はみっちーの様子が おかしかった

長尾謙杜

みっちー!

道枝駿佑

長尾謙杜

みっちーってば!

道枝駿佑

ビクッ

道枝駿佑

なに?

長尾謙杜

いや、呼んでも返事ないから

長尾謙杜

どうしたん?

道枝駿佑

なんもないよ

道枝駿佑

長尾の声にびっくりしただけ

そんな大きな声出してないはず

今日のみっちーは

聞き間違えがすごく多くて

ほかのメンバーはそんなに 気にしてないみたいだけど

明らかにテンションが低い

長尾謙杜

大丈夫かな?

それから少しリハーサルを重ねて

そろそろ帰る時間になるなって

そう思った時だった…

バタッ

長尾謙杜

え?

大橋和也

みっちー!

みっちーが

倒れた

道枝駿佑side

長尾謙杜

みっちーってば!

道枝駿佑

ビクッ

うるさっ

正直そう思った

今日はみんなの声も俺たちの曲も

全てがうるさく感じる

そのせいで耳鳴りも酷くて

頭が痛い

でも、大事な音楽番組やし

手を抜くのもやだ

だから、我慢するしかない

そう思ってたけど

さすがにきつくなってきた…

でもあとちょっとで帰れる…

だから…かんばらな…

キーーーーーーーン

耳鳴りが酷くなって

目の前が真っ暗になる

道枝駿佑

(ヤバっ)

俺はそのまま

意識を手放した

長尾謙杜side

みっちーが倒れてから

1週間がたった

倒れた理由は疲労

そう聞かされた

みっちーからも

道枝駿佑

「ちょっと休めば大丈夫らしい!」

道枝駿佑

「心配かけてごめんな!」

道枝駿佑

「すぐ戻る!」

そうメールが来た

それでもやっぱり心配やし

見舞いに行くと言っても

みっちーは頑なに拒否した

コロナの関係で大勢での面会は無理

みんなが来たらてんやわんやになる

そんな理由をつけて

俺たちを来させないようにしていた

違和感しか無かったけど

コロナで面会はあんまりできない

ってマネージャーさんも言ってたから

みっちーの考えを押し切って

お見舞いに行こうとは思わなかった

でもやっぱり心配で

毎日何通もメールのやり取りはしてるし

写真を送りあったりもしてる

でも、電話だけは1回も出てくれなかった

病院では電話ができない

俺だってそのくらいはわかってる

でも、ずっとできないわけじゃない

周りに気をつければちょっとは 大丈夫なはず

メンバーだってみっちーの声を 聞きたいって

ビデオ通話したいって言ってるのに

周りの迷惑になるから

と出てくれることは無かった

ほかのメンバーは

「まぁ、しゃーないわな」

って諦めてたけど

俺は諦めがつかなかった

だって、誰よりもビデオ通話が好きなのは

みっちーだから

「寂しいから」

「顔みて話したくなったから」

そう言って風呂に入ってる時でも

電話をかけてくるのがみっちーだ

それに、この前事務所に集まった時

マネージャーさんが電話をしてて

「道枝くん」という声が聞こえたから

誰かとみっちーについて話してるんだと 思った

そしたら

マネージャー

ちゃんと安静にしててください

マネージャー

早く復帰したいのはわかります

マネージャー

でも、今復帰したら危ないって

マネージャー

道枝くんがいちばんわかってますよね?

そう話してた

内容を聞いてる限り

電話の相手はみっちーだった

マネージャーの電話には出れるのに

俺たちの電話に出られないのはおかしい

そう思った俺は

みっちーにもメンバーにも マネージャーさんにも内緒で

病院に向かった

七瀬

こんにちは!

七瀬

七瀬です!

七瀬

なにわ男子さんのリクエストを頂きまして

七瀬

今回は「みちなが」を書かせていただいております!

七瀬

でも、関西弁が分からない!

七瀬

なので標準語になっちゃってます

七瀬

想像しにくいかもしれませんが

七瀬

そこは大目に見てください…

七瀬

すみません

七瀬

なるべく早く次を出せるように努力します!

俺の声はもう届かない…

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