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あ、まただ。
紗月
綾
桃香
なんて言ってるんだろ。
冷たくて
わかんないや。
水でびしょ濡れだ···。
なんで
ほうきなんて持ってるの?
っ!
痛い···。
殴られた、のかな。
だから
ほうき持ってたんだ。
なかなか痛いこと
考えつくね···。
終わったかな?
いつもより
遅くなっちゃったな。
早く帰らないと
バイトが···。
電話だ。
バイト先からみたい。
···え?
クビ?
遅刻してばっか、って
そりゃそうか。
新しいバイト
見つけなきゃな。
バイトが無い日なんて
2年ぶりかな。
千夏
父親
父親
父親
千夏
千夏
千夏
父親
父親
父親
千夏
痛い···。
やっぱり
女子高校生とじゃ
比べ物にならない···。
父親
千夏
千夏
ああ。
今日もお風呂
滲みるな···。
私のお母さんは
3年前に
事故に遭い
帰らぬ人となった。
そのときから
お父さんは
酒ばかり飲むようになってしまった。
でも、悪いのは私。
お母さんが死んじゃって
お父さんは誰より悲しんでるから。
私が支えてあげなきゃいけない。
そのためなら
毎日夜までバイトでも
どんなに殴られても
私の食べ物が減っても
構わないから。
って
強気になれたら
いいんだけどな。
辛い。
辛いに、決まってるじゃん。
紗月も
綾も
桃香も
お父さんも
みんな
怖いよ···。
続きます。
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