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嘘物語

9 - 嘘物語 第9話(前編)

♥

50

2019年05月01日

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数日後

圭の葬式が終わった

私ももちろん行ったけど、

ずっと抜け殻のように参加していた

心配してくれたさきと哲也が何か言ってくれたけど、

その言葉さえも覚えてない

美玲

(早く帰ろ…)

後ろから私に向かってかけてくるような足音が聞こえた

圭の母

圭の母

美玲ちゃん!!

美玲

美玲

圭のお母さん…

美玲

どうかしたんですか…?

圭の母

圭の母

いやだったらいいんだけど、

圭の母

私の家に来ない?

圭の母

ゆっくり話したいの…

美玲

………

美玲

じゃあ…お邪魔します……

圭の母

うん。

葬式の会場から、圭の家に続く道を、少しずつ歩いていった。

圭の母

美玲ちゃん。

圭の母

あなたに、隠してたことがあったの。

美玲

…え?

圭の母

圭が、病院に運ばれたって電話したでしょう?

圭の母

実は

圭の母

もう病院に行っていたの。

圭の母

学校から帰ってきて、急に体調が悪くなったらしくて…

圭の母

あと…

圭の母

圭の母

美玲ちゃんに、

圭の母

最期を見守ってもらうために

美玲

なんで…

美玲

なんで…

美玲

言ってくれなかったんですか…

圭の母

ごめんね。

圭の母

でも、圭に言われたの。

美玲

圭に…?

回想

圭は、圭の意思で、睡眠薬で眠らせてもらったらしい。

母さん…

美玲には、このことは言わないでもらえないかな…

夜にでも、病院に運ばれたって嘘ついてくれ…

圭の母

なんで…?

体調が急に悪くなったなんて言えば…

あいつ、たぶん心配して部活なんて放ってくるだろうから…

圭の母

……

頼むよ、母さん

俺の、

最期のお願いだ

圭の母

……分かった。

圭の母

おやすみ、圭……。

おやすみ、母さん…。

今まで、ほんとうにありがとう。

美玲

圭が……そんなこと……

圭の母

ほんとにごめんね……

そんなことを話している間に、圭の家に着いた。

美玲

久しぶり……

美玲

いつぶりだろう……

昔はよく、さきと哲也もいて、4人でこの家で遊んだっけ…

美玲

お邪魔します…

美玲

あの、お母さん。

圭の母

なに?

美玲

圭の部屋に、お邪魔してもいいですか…?

美玲

圭が過ごした場所を見たいんです…

圭の母

もちろんいいわよ。

美玲

ありがとうございます。

圭の部屋は、2階にあって、

そのままの状態で残されていた。

圭が使っていたであろうシャーペンと消しゴム

ベッド

大好きだと言っていたアーティストのポスターが1枚だけ貼られていた

すると、あるものが目に入った。

ベッドの上に、封筒が置かれていた。

美玲

!!!

圭のお母さんが、言葉を失うのが見えた。

圭の母

あの子……いつの間に…

私は、封がされていない封筒を、そっと開けた。

ベッドに座って、3枚くらいになってる手紙を読んだ。

来夢

おはようございます!

来夢

作者の来夢です!

来夢

誠に申し訳ございません!

来夢

第9話、このままだとだいぶ長くなりそうだったので、

来夢

自分勝手ながら、

来夢

前編、後編に分けさせていただきます。

来夢

話の流れ的に、後編を第10話とする訳にもいかないので…

来夢

あとは、第10話ちょっきりで終わらせたいという変なこだわりが…

来夢

ほんとにすみません!

来夢

第9話後編は、午後にあがります!

来夢

読んでいただけると嬉しいです!

来夢

ではまた!

この作品はいかがでしたか?

50

コメント

7

ユーザー

【来夢姉さんへ】 ε٩(๑>▽<)۶зウレシ♪ウレシ♪

ユーザー

To賢流 (っ´>ω<))ω<`)ギュッ💙

ユーザー

【来夢姉さんへ】 ぎゅーしてくれにゃいとやにゃ!(我儘) (ŏ﹏ŏ。)ウニャー…

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