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第1話 - 開始

2020年04月19日

#短編

ぽ

栗花落カナヲ

どこにもいない、、

竈門炭治郎

（匂いが薄くなっていっている、、遠ざかってるのか）

栗花落カナヲ

炭治郎？

竈門炭治郎

ん？

栗花落カナヲ

あれ、、、

竈門炭治郎

…

竈門炭治郎

そ、そんな、、、

2人は思わず足を止めた

竈門炭治郎

ぐっ（拳を強く握る）

カナヲと炭治郎の目線の先には血だらけの乗客がすわりこんだり通路に倒れ込んだりしていた

栗花落カナヲ

そんなの、、、ないよ、、、

竈門炭治郎

だっ（みんながいる方へ走りだした）カナヲ！こっちだ！

栗花落カナヲ

だっ

竈門炭治郎

（よし！だんだん血の匂いが濃くなっていった！え、、でも、、、）

竈門炭治郎

みんなの方に血の匂いがする、、

竈門炭治郎

ってことは、、

栗花落カナヲ

はやく！炭治郎！はやく！みんなを！乗客を守って！

竈門炭治郎

そうだ、そうだ！だっ（走りが加速する）

みんなのいる場所に戻ったが鬼はいない、

竈門炭治郎

そんなはずない、、確かに血の匂いはする、、なんでだ、、

栗花落カナヲ

炭治郎！上よ！うえに行ってみましょう

竈門炭治郎

わかった！

竈門炭治郎

（階段は、、あったあった！）

栗花落カナヲ

すっ

竈門炭治郎

すっ

2人は大人くらいの大きな男の横を通った

竈門炭治郎

…、、

栗花落カナヲ

炭治郎、

竈門炭治郎

分かってる

竈門炭治郎

血の匂い、、上じゃない、

上弦の陸

あーあーバレちゃあしょうがないねえ😅😅

栗花落カナヲ

？！？！そんな、、

竈門炭治郎

どうした？カナヲ、

栗花落カナヲ

あんた、なんでいんのよ！

上弦の陸

うーん、生まれ変わったらまた鬼になっちゃったのお

竈門炭治郎

生まれ変わったら？鬼になった？どういうことだ？

栗花落カナヲ

炭治郎！こいつはしのぶ姉さんとカナエ姉さんを殺した、、

栗花落カナヲ

上弦の弐、童磨、、

上弦の陸

あはははははあははまあまあ今は弐じゃないけどねえ

竈門炭治郎

胡蝶さんを殺した、、

上弦の陸

ああ！君！耳に花札付けてるね！それちょーだあいっ

竈門炭治郎

触るな

栗花落カナヲ

（こしょこしょ、炭治郎、感情的にならないで、こいつは氷のような空気を出すの、それを吸ったらだめ！肺が凍る、、）

竈門炭治郎

わかった、

上弦の陸

っふーん

上弦の陸

じゃあ飽きるまで遊ぼうか

竈門炭治郎

ああそうだね

栗花落カナヲ

（私、あの時のことを思い出して、こいつの動きははやいけど単純、落ち着いて見れば動きが予測できる、、落ち着いて落ち着いて、）

竈門炭治郎

場所は場所だから人がいない向こうの車両で

上弦の陸

はあ、わかったよ

栗花落カナヲ

（はやまらないで、私、お願い!!）

竈門炭治郎

よし、じゃあ始まりだ

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