時は千夏を解放した直後のこと
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
だが、一向に罰が下されることは無い
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
その後ふと気になり、スマホを開いて言霊アプリを探す
だがしかしそんなアプリは見当たらない
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
ソウマに伝えるために彼の連絡先を探すが何故かこちらも消えてしまっていた
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
自室を出てリビングに居る母の元に向かう
予想通り母は椅子に座り本を読んでいる
そんな母の目の前の席に座りただ一言言葉を言い放つ
アヤメ
アヤメ
その言葉に母は『またか』といった呆れ顔でこちらを見て本を閉じる
母
母
母
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
母
母
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
母
母
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
母
母
母
アヤメ
母
母
アヤメ
母
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
母
母
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
母
母
母
母
母
アヤメ
母
母
アヤメ
母
母
母
母
母
母
母
アヤメ
アヤメ
母
アヤメ
アヤメ
アヤメ
そう言ってリビングのドアを閉めて自室にと戻ろうとする
ドアを閉め少しした後母の初めての泣いた声を聞いた
その涙は自分の思い通りにならなかったという怒りの混じった涙か
それとは別で自分の行いに対しての懺悔の涙なのか
はては、自らが縛ってしまっていたものから解放したことによる悲しみの涙か
その涙にどんな意味があるのかはドアの向こうに立つアヤメには想像もつかない
ただ分かるのは自分をアレだけ操り人形のように扱っていた母にも愛は確かにあったということのみ
その事実を胸に残し、アヤメは以前ソウマに連れていってもらった喫茶店にと向かう
マスター
マスター
アヤメ
アヤメ
マスター
マスター
アヤメ
マスター
アヤメ
マスター
マスター
アヤメ
マスター
カウンター席に座りお冷を飲みながら料理を作るマスターの背を見る
その視線を何となく感じたのかマスターが口を開く
マスター
アヤメ
アヤメ
マスター
マスター
アヤメ
アヤメ
マスター
アヤメ
アヤメ
マスター
マスター
アヤメ
マスター
マスター
アヤメ
アヤメ
マスター
マスター
マスター
アヤメ
アヤメ
マスター
マスター
マスター
アヤメ
マスター
マスター
マスター
マスター
アヤメ
アヤメ
マスター
マスター
マスター
アヤメ
アヤメ
その後サンドイッチを食べながらソウマの行きそうな場所をいくつかピックアップしてもらった
マスターから教えてもらった場所を日毎にぐるぐると回って数週間
一向に彼らを見つけることは出来ない
自分が今行ってることはたしかに無謀なことではある
だが、パッと思いつく方法がこれくらいしかなかったというものあるし
きっと相手方は私が死んでしまってると思っている
そんな風に思ってるところにポっと現れれば驚くこと間違いない
その反応が見たいがためにこんな無謀なことをやっている
非効率的なのは十分承知してるが、やはり再会にはこういうサプライズがあったほうが印象に残るというもの
まぁ、最悪はマスターに話をつけてあそこで再会するという手段も取れる
そういう保険もあるからあんまり深刻には考えていない
そんなことを考えながらたまたま目に入ったケーキ屋の前で立ち止まる
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
アヤメ
チナツ
チナツ
前方不注意によって少女がアヤメの足にぶつかり少女は倒れてしまう
チナツ
チナツ
ソウマ
ソウマ
ソウマ
チナツ
そう謝る少女とその後からやってきた男性に目を向ける
彼女の水晶体が捉えた映像は探していたソウマその人で
自分とぶつかってしまった少女が、彼女の初めてできた友達であり
自分の人生を大きく変えたチナツその人だと脳が確かに訴えかけた
アヤメ
アヤメ
アヤメ
ソウマ
アヤメ
ソウマ
チナツ
チナツ
そして時は確かに刻んでいく
チナツが欲した”確かな明日”にと……
コメント
1件
よし!20話以内に終わらせたので短編だね!