詩織
(やだ……
詩織
怜くんなんて、大嫌い!
浪
詩織!大丈夫か!
スバル
詩織!
しゅん
…………。
怜
くそ……
浪
ふざけんなよ……!!詩織にもう二度と、関わるな!!出てけよ……。
詩織
(怜くんのこと好きなはずなのに……。)
しゅんと怜は、部屋を出て行った。
浪
今外すからな!目つぶってて!
スバル
あいつらなんなんだよ……
浪
着替えてきな?もう、絶対あいつらとは関わるな!!
詩織
ありがとう……なーくん、スバルぅ……😭
スバル
泣くな泣くな!大丈夫だから!安心するまでいてあげるから。
詩織
ありがと……
浪
あいつら、マジでなんなんだよ。
その後、しゅんと怜はしおりの家から出て行った。
詩織
こんな時間までいてくれてありがとう……
スバル
いつでも呼べよ?
浪
隣人だし(笑)
詩織
呼ぶね!笑
またね……!バイバイ!
またね……!バイバイ!
浪
ばいばーい!
スバル
じゃなー
浪
いや〜やっぱしおり可愛いな〜
スバル
うん……お前隣人になるとかずるすぎだろ。
浪
( ´∀`)フハハハハ
スバル
うぜ〜
次の日
詩織
学校……(怜くんと会うのか……やだ)
詩織
でも行かないとお母さんが悲しんじゃう。しかも、スバルとなーくんがいるから大丈夫なはず……。クラス違うけど
詩織
頑張らなきゃ!
行ってきます!
行ってきます!
浪
しーおり!一緒に行こ!
詩織
おはよう〜行こう!
スバル
まて!俺も!
浪
忘れてた
スバル
忘れんなよ笑
詩織
笑笑
なーくんとスバルがいて安心だな〜クラス違うけどね〜
なーくんとスバルがいて安心だな〜クラス違うけどね〜
スバル
昨日のやつには、絶対関わるなよ?
詩織
分かった!
学校にて
美希
しーちゃん、おはよ〜
詩織
おはよう〜
美希
朝のイケメン二人は誰だ!笑
詩織
小学生の時の友達だよ〜
美希
イケメンですな〜
美希
今度紹介して!
詩織
分かった〜
美希
その2人のおかげで顔色が前より良くなってるね。
詩織
そーかな?
美希
よかったよかった!
昼休み
怜
…………
スバル
詩織〜お昼食べに行こ?
詩織
分かった!
怜
チッ……
ハヤテ
怜?どした?
怜
なんでもない。
スバル
今日お弁当?
詩織
うん。
スバル
いーなー。食べさせて!あと、今日はしおりの教室で食べよ?
この学校は、他クラス侵入が許可されている。
詩織
分かった〜あれ?なーくんは?
スバル
浪は、先生の手伝い(笑)
詩織
大丈夫かな〜?
浪
心配し過ぎ〜なーくん参上
詩織
なーくん!
スバル
早くね?
浪
早く終わらせてきた!
詩織
お疲れ様〜
スバル
詩織の卵焼きもーらい!
詩織
私の卵焼き〜!
スバル
にしし!
浪
んじゃ俺も
詩織
あー!!
浪
美味い!
スバル
うんうん!
詩織
ありがと〜
ハヤテ
怜、詩織ちゃんのことでなんか悩んでる?
怜
別に……。
ハヤテ
絶対悩んでんだろ。
怜
違うって
スバル
昼休みの時間長いからいいよな〜
浪
それなー
詩織
これから行くところあるから、行ってくるね!
スバル
分かった〜
浪
いつものとこね〜小学生から変わらないな
詩織
落ち着くからね(笑)
スバル
またなー
浪
じゃーね
詩織
バイバーイ
ガタ 怜がイスから立つ。
スバル
(なんだよアイツ……
浪
(しおりの所に行く気か……?
屋上
詩織
ここは、やっぱり落ち着くな〜
小学生の頃からずっと屋上に行くのが好きだった。
詩織
怜くん……どうしよう……
ガチャン 屋上のドアが開く
詩織
(なーくんかな?それともスバル……?)
詩織
(違う……怜くんだ……)
詩織
(隠れなきゃ……!)
詩織は怜が見えるところに隠れた。
怜
……どうすりゃいいんだよ……
詩織
(なんか話してる……?)
怜
あんなことしたいわけじゃない。
怜
ただ単に……
怜
詩織が好きなだけなのに……
詩織
(え?)
詩織
(私が好き?)
しおりの顔は真っ赤に染った。
浪
なんだよ、好きなのかよ
詩織
(なーくん?!)
怜
……なんだよ。
浪
ちゃんと、しおりに謝れよ。
怜
そんなの分かってる
浪
分かってるから、早く行動に移せば?
怜
お前に言われる筋合いなんてねえよ。
浪
俺だって、しおりが好きだ。
怜
…………!!
詩織
(なーくん?)
浪
詩織がいないから言うけど、俺は詩織が大好き。お前になんか負ける訳には行けない。
怜
俺も負ける訳にはいかねえから
5限目
詩織
(数学……嫌いだ。
しかも、隣は怜くんだから。)
しかも、隣は怜くんだから。)
パタ
詩織
(この紙は怜くんの机から飛んできた?)
詩織
(なんだろう)
紙を開けると
怜
『 ごめん。』
詩織
(え?)
怜
……ほんと、ごめん。
詩織
(怜くんから直接……。)
詩織
(どうしてだろう……許したいのに許せない……。)
私はこの髪を「無視」した。
放課後
美希
詩織またね〜
詩織
またね〜
スバル
おーいーしおーり!
詩織
どうしたの?
スバル
一緒に帰ろ!
詩織
いいよいいよ〜
浪
俺を忘れすぎ!(笑)
詩織
あはは笑
浪
(あんなやつに、この詩織の笑顔を渡さない。)
スバル
いくか〜
詩織
待って!教室に忘れ物した!先に行っててね!
浪
あーいよ
教室の前
詩織
(急いでとりにいかなきゃ……あれ?あれって怜くん?)
怜
くそ……ほんとにどうすればいいんだよ……!!
詩織
(怜……くん)
怜の目からは涙が出ていた。
詩織
怜くん……(私はドアを開けてしまった)
怜
……!!
怜は急いで流していた大量の涙を拭いた。
怜
なんだよ……
詩織
ごめんなさい。
怜
は……?何言って……
詩織
私がいけないんです……。あんなことになったのは……
怜
何言ってんだよ……
詩織
友達待ってるから行くね。またあした。
怜
待て!!!!
怜は詩織の腕を引っ張った。
詩織
え?
怜
本当にごめん。あんなことをしたのは……
怜
えっと……
怜
詩織が……!!
怜
す、……
詩織
!!!
浪
そこまで。そう簡単にしおりは渡さない。
詩織
え?なーくん?スバルは?
浪
スバルには、先に帰ってもらった。話に戻るけど
浪
俺、しおりが好きだ。
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