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NERV本部・司令室

ゲンドウは無言で両手を組み、冬月が横で何かを見守っている

前方のモニターには、月面での活動データと共に、カヲルの姿が映し出されていた

伊吹マヤ

…活動パターンはA.T.フィールドと一致ですが、これ…人間と変わらない…?

日向マコト

信じられない…あれは完全に人型だ

青葉シゲル

しかも、この波形…シンクロ率が100%を超えてます

ミサトは険しい表情で悟空とシンジに視線を向ける

ミサト

二人とも…知ってるのよね?あの少年を

悟空はモニターのカヲルをじっと見つめた

孫悟空

……ああ、知ってる

孫悟空

オラ達と…少しの間だけだけど、ビルで出会ったな

シンジ

…僕もです。けどあの時は、目を逸らせなかった

リツコは端末を操作しながら冷静に言葉を添える

リツコ

知ってると思うけど彼の名前は渚カヲル

リツコ

ゼーレが送り込んだ“5番目のチルドレン”よ

カヲルの映像がこちらに向かって微笑む

その笑みは穏やかで、だが底知れない

渚カヲル

やっと…時間だ、シンジ君。それに…悟空君

シンジは息を呑み、悟空は腕を組んだまま目を細める

孫悟空

……カヲル、何をしに来た?

カヲルは答えず、ただその瞳で二人を見つめ続ける

その瞬間、モニターの背後で巨大な影が動いた

金に輝く装甲に覆われた人型の輪郭が、ゆっくりと立ち上がる

モニターの中で、乙号機の胸部コアが淡く脈打った

低い振動が司令室の床を伝い、空気がわずかに揺れる

悟空とシンジ、二人の表情が同時に険しくなる

暗闇の中、金色の装甲の巨体が鎖に繋がれたまま静かに立っている

天井からは冷却水が滴り、床に小さな波紋を作る

青葉シゲル

拘束アンカー解除、カウントダウン開始!

警報が響き、格納庫全体の照明が赤色点滅へと変わる。

カヲルの声がスピーカー越しに流れる

渚カヲル

君達を試す時が来た…シンジ君、悟空君

ゴゴゴゴゴ……

目が黄色い閃光を放ち、装甲の継ぎ目から血管のように赤いエネルギーが走る

日向マコト

A.T.フィールド反応急上昇!これは…通常のエヴァじゃありません!?

リツコ

まさか、乙号機をこのタイミングで…!?

拘束具が爆ぜるような音を立てて外れ、乙号機の腕がわずかに動く

その瞬間、床の水面が波打ち、衝撃波が格納庫の壁に伝わった

孫悟空

(低く言う)……力の波動が…ヤバえぞ

シンジ

僕…これと戦うの?

乙号機の胸部コアが強烈な光を放つ

次の瞬間、鎖が全て弾け飛び、巨体が一歩踏み出した

床が砕け、格納庫全体に凄まじい轟音が響き渡る

渚カヲル

さあ…見せてくれ、君達の力を

乙号機の背部ユニットから黒赤い粒子が噴き出し、 まるで獣の咆哮のような金属音を響かせながら、完全覚醒を果たした

NERV最深部

リリスの巨大な姿が暗闇の中で白く揺れる

乙号機が静かに接近し、カヲルの瞳には覚悟と微笑が浮かぶ

渚カヲル

リリス…君に会うために、僕はここまで来た

シンジは初号機のコクピットで握りしめた手を見つめ、震えながらも答える

シンジ

…僕は…絶対に、君を止める!

悟空はゴッドの赤いオーラを全開にし、足元の瓦礫を吹き飛ばす

悟空(SSG)

カヲル!止めろ!ぜってえ接触はさせねぇ!!

乙号機の腕が振り上げられ、鋼鉄の衝撃波が空間を切り裂く

悟空は空中で瞬間移動、光の帯を伴って乙号機の顔面に連打を叩き込む

だが装甲は光を反射し、攻撃を弾き返す

渚カヲル

君たちの力…確かに強いよ

渚カヲル

しかし、僕は“選ばれた存在”だ

渚カヲル

負けるわけにはいかないんだよ

シンジは初号機で側面から突進、ロンギヌスの槍を構える

シンジ

乙号機は一瞬で腕を振り上げ、初号機を空中に投げる

悟空(SSG)

こりゃ…今までの使徒より手強ぇ!

乙号機はリリスの前で完全停止し、コアが赤黒く脈打つ

渚カヲル

さぁ…始めよう

悟空とシンジは互いに目を合わせ、短く頷く

悟空(SSG)

息を合わせろ!今度こそ全力だ!

シンジ

うん…僕も!

悟空(SSG)

かぁ…めぇ……はぁ…めぇ…!!!

悟空(SSG)

波ぁぁぁぁぁぁぁ!!!

孫悟空

シンジ

喰らえー!!!

シンジ

ゴッドかめはめ波とロンギヌスの槍が、乙号機のコアを狙い撃ちにする

衝撃波と光がネルフ最深部を揺るがし、赤黒い光が爆発

カヲルは静かに、だが満足げに微笑む

渚カヲル

…ありがとう。君たちの答え、受け取ったよ

乙号機のコアの光が徐々に弱くなる

乙号機の膝が床に沈み、コアが微かに光を放つ

赤黒く揺れる光の中、カヲルは静かに立ち上がり

悟空とシンジを見つめた

渚カヲル

リリス…君に触れる直前に、僕の存在は終わるのだろう

渚カヲル

でも君たち…僕の想いを、受け止めてくれる?

悟空は拳を握り、真紅のオーラを全身に纏う

悟空(SSG)

オラ達の答えはハッキリしてる!誰も失わせねぇ!

シンジも初号機のコクピットで深く息を吸い、ロンギヌスの槍を再び握り締める

シンジ

僕も…君を止める。これが僕の答えだ!

カヲルは微笑み、穏やかにうなずく

渚カヲル

そうか…それなら…僕は、君たちに委ねよう

乙号機のコアが激しく光を放ち、最後の力を解き放とうとする

悟空とシンジは再び同時に突進

悟空(SSG)

これならどうだ!!

ゴッドバインドで乙号機の動きを封じる

悟空(SSG)

ぐぬぬ…今だ!!シンジ!

シンジ

わかりました…!!!

シンジはロンギヌスの槍でコアに攻撃

ゴオォォォォンッ!

爆発の閃光と衝撃波が最深部を揺らす

乙号機はゆっくり膝をつき、コアが砕け、膨大な力が静寂に変わった

カヲルは笑みを浮かべたまま、静かに膝を折る

渚カヲル

…ありがとう。君たちの答えを聞けて、本当に…嬉しいよ

悟空は拳を下ろし、シンジの肩に手を置く

悟空(SSG)

よくやったな、シンジ

シンジは涙をこらえつつ、ただ小さくうなずく

二人は、激闘の後に訪れた静寂の中で、互いの存在を確かめ合った

ゼーレ本部で闇に包まれた巨大なモノリス群の前で、キール議長が冷酷な声を響かせる

キール

碇ゲンドウ…そして孫悟空ども。我々の計画を阻む存在は全て排除する

モノリスたちの影の奥で、白銀の装甲を纏った無人エヴァ量産型9機がゆっくりと立ち並ぶ

背部にはS²機関が輝き、全身から冷気のような圧力を放っている

モノリス03

量産型エヴァ、制御系統チェック完了。全ユニット起動可能

その時、加持リョウジが暗い回廊を駆け、ゼーレの前に立つ

加持リョウジ

やはり俺の情報網は間に合った…NERVを守るには…!

だが、キールは一歩も動かず、冷たい笑みを浮かべた

キール

ふふ…加持リョウジ。君のスパイ活動は、すでに知っていた

モノリスが加持を囲み、無言のまま光線を放つ

加持は身を翻すも、逃げ場はなかった

加持リョウジ

くっ…NERV…葛城、俺は…

光線が彼を包み込み、無慈悲に消滅する

ゼーレは何事もなかったかのように、量産型エヴァを指示する

キール

第3新東京市へ進軍せよ。NERV本部を殲滅し、人類補完計画の妨げを排除する

9機の量産型エヴァが、重低音と共に闇の中を進軍を開始する

背後で光るモノリスたちの影が、まるで世界の運命を見守る目のように揺れる

孫悟空

今回も見てくれてありがとな!

孫悟空

見てくれ、この量産型のヤツら…倒しても倒しても蘇る

孫悟空

オラでも手が出せねぇ。だから、シンジとアスカとレイに託す!

孫悟空

でもな、オラには守らなきゃならねぇ奴らがいるんだ

孫悟空

NERVの職員たち…戦略自衛隊がデマを信じて進軍してきやがった

孫悟空

そいつらから職員を守るのが、オラの戦いだ!

孫悟空

街の中じゃバタバタしてるけど、オラは全力で職員の盾になる!

孫悟空

量産型とは戦えねぇけど、こっちは命を懸けた守りだ!

孫悟空

次回、オラの守る戦いと、アスカ、シンジ、レイの量産型との激闘が交錯する!

孫悟空

果たしてNERVは守れるのか? 量産型は止められるのか?

孫悟空

次回もぜってえ見てくれよな!

ドラゴンボール✖️エヴァンゲリオン

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