本当はなった時のことはよく覚えてる
ただそれを受け入れたくなかっただけで、ちゃんと覚えてる
俺は、最初あいつを守りたかった
あいつだけじゃなくて、先代も守りたかった
でも逆に守られて、気づけば代が変わってた
明確じゃないけど、ほんわかとした世間の認識としてそうなってた
あの日のお前の表情をよく覚えてる
声もちゃんと聞こえてた
自己満でいっちゃってごめんな
もう置いていく気は無いよ
置いてっちゃってたらちゃんと待つよ
絶対、約束する
末吉かき
俺、これなって、お前をさいしょに守ったから!
末吉かき
とくてん!お前がしぬまで守ってやる!
まさとし。
…ほんとに?
末吉かき
ほんと!
末吉かき
やくそくな!
まさとし。
…うん、
まさとし。
やくそくまもってね!
生まれ変わっても、1番最初に守って、
1番最初にありのままを愛してやるよ
孤高の魔法少女 末吉 夏季