コメント
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一周年おめでとうございます🎉 お花見っていいですよね☺️続きも楽しみです💎🦊
この連載1周年だってよ.....!?!? (soraはとても信じられぬ) 予定ではちょうど1年くらいで終わる はずだったんだぁ.......あれ?( ᐙ )
1年も同じ話をつらぬき通したsoraを 褒めてください....( 病める時も健やかなる時も(?)共に過ごしてきたこの連載、最終回までお付き合いお願いします!!!
2024/04/14投稿
第47話
「お花見」
紫
管理人:ヴェリー
冬の寒さもだいぶ引いてきた。朝すっと起きれるからとても助かっている。 ふと、今日の献立を見た。
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管理人:ヴェリー
紫
管理人:ヴェリー
紫
王都には俺の知らない食べ物がいくつもある。この宿のご飯は多種多様なので、今まさに学んでいるところだ。
「テンプラ」と言えば、この前食べたのは確かさつまいもの周りがサクサクになったやつである。
紫
菜の花の天ぷらということは、中身が 菜の花なのだろう。
紫
管理人:ヴェリー
紫
なんだかもう手を合わせるのが普通になって、食事の初めに手を組むことはほぼ無くなった。
少し寂しい気もするが、みんなと同じなのはそれはそれで嬉しいからこのまま。
紫
謎のツユにくぐらせて食べてみる。 そういや「菜の花」とやらも食べたこと無いかもしれない。
紫
紫
管理人:ヴェリー
後に残る苦さ。水を飲んでもなんとなくまだ居る感じ。 苦い野菜は苦手な分類である。
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〈おはようございま〜す
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聞きなれた「おはよう」の声。
管理人:ヴェリー
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俺のところから結構デカめのやつを手で取ってそのまま食べる。 悠くんこういうとこあるよな......
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ヴェリーさんとまったく同じことを言う。
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管理人:ヴェリー
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地域の違いだろうか。 おじいちゃんが作ってなかったっていう可能性もあるけど。
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春と言えば、毎年おじいちゃんが桜餅を作っていた覚えがある。 お餅をつくのは楽しかったな。
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いい事思いついた!!
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3日後
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あかん....寝ても醒めてもお花見のこと ばっか考えてまう......
一旦忘れたくて普段しないお昼寝をしてみたけど、全然意味無い。
みんなと見たくて見たくてしゃあない....
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なんとか解決できないものか。
解決といえば....
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あれ、まろちゃんもおる。
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説明中
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俺の中の魔法使いは「人にできないことを解決できる」というイメージである。 花も咲かせられるのではなかろうか。
とか思ってたのに、2人が同時に 「はぁ?」という顔になった。
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たしかにそう問われればそうだ。 俺はナイフを使えないしないちゃんは剣を使えない。 いむくんとまろちゃんも同じだ。
「魔法使い」というくくりは凄く大きかったことに気づく。 魔法も千差万別だし、当たり前だ。
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2人が顔を見合わせる。
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最年少、なんだかんだ言ってるけどちゃんと優しいんよなぁ。
コトッ.....(お茶
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「春のお茶」ということで、忘れかけていた本命を話題に出す。
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あまり反応は良くないみたいだ。
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たしかにそう考えればそうだ。 生物を生み出すことがどれだけの力なのか。それはもう神様と同等と言ってもいいくらいだろう。
やはり本物を見るしかないのだろうか。
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"さらに"って言ったよな。 普通にヤバかったってこと??
.....自覚してるけど!!!!
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プルルルル
「はぁい〜?」
意外とすぐ出てくれた。 さすがだ。
紫
「たしかに5日ぶりくらいに声聞いたかも....」
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「りうらはこの前クエストしたね」
紫
「お花見?」
紫
紫
「まぁこの時期だからねぇ」
紫
「えぇ....?」
ないちゃんの戸惑った声が魔ってれふぉん越しに聞こえてくる。 今日はみんなを困らせてばかりだ。
「う〜ん....」
「あ、」
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「王都の桜はもう葉桜だけど、」
「北の方の地域はまだ咲いてるとこあるんじゃないかな」
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「あははっw」
満更でもなさそうな笑い声が聞こえてくる。 でも北の方という発想は無かった。 やはり大人は頭が切れる。
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「いえいえ〜」
「お花見、俺も呼んでよ?」
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無事お花見ができそうな地域を発見。 俺の故郷よりは近かった。どうやら南北の関係以外にもいろいろあるらしい。
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やはりみんな私服はオシャレだ。 田舎では絶対見ないようなセンスのいい服を着ている。
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外の空気を思いっきり吸い込む。 汽車の中の人だらけの空気より、透き通っていて美味しい。
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みんな揃いに揃って平気そうな様子。 このパーティー苦味体制強くない? いむくんは仲間やと思ってたのに....
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これでもかと言うほどの笑顔である。 幸せそうだから止めないでおこう。
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最年少に言われててちょっと笑える。
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どうやら出会った頃よりみんなひとつ歳を重ねたようだ。 ずっと過ごしていたら分からないが、心做しか大きくなった気がする。
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そういえばりうちゃんはよくその事を気にしているようである。 「大人」との境目に限らず、1人歳が離れているのに不安を感じているっぽい。
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花の咲いたような笑顔に戻る。 なんだかリーダーらしいことをできた気がする。だけかもしれないけど。
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前の端っこのほうを1人とぼとぼ歩いている。いつもは誰かにくっつきに行くのに、めずらしい。
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まさに12歳くらいのノリで2人で笑い合う。こういうのはいくつになっても楽しい。
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2人でいむくんを挟む。 相手の驚いた呼吸が聞こえた。
いむくんの顔を覗き込んでみる。
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顔を上げたいむくんともう一度目が合う。瞳にたまった涙がぽたぽたと頬を伝っていた。
予想外の展開にぶつかりに行ったりうちゃんも、俺らの声によって状況に気づいた悠くん達も、みんなぎょっとした顔になる。
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必死に弁解するも怪しさが増している。 疑いを晴らしたいが、いむくんの方を気にかけるべきな気もして両腕を引っ張られている気分だ。
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少し泣きすぎただろうか。 みんなが「桜見えたよ」とか「めっちゃ綺麗じゃん」とか言ってる間、涙で霞んでぼんやりとしか見えていなかった。
それにしても満開の桜。 どうやらちょうど散り際なようで、花びらが上から降り注いでくる。
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りうちゃんといむくんがぴょんぴょん上を見ながら跳ねている。 上を見ながら跳ねたら髪にはつかないと思うのだが....
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こういうのは便乗する。 楽しければなんでもいい。
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年末にした打ち上げの気分だ。 この雰囲気は大好き。だって1番楽しいから。
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仕方なさそうに笑ってくれた。 思いつきで言ってみたが、たしかに泊まるのも悪くない。 大人たちも気にせず飲めるだろうし。
いつの間にかそんな関係になったのが、たまらなく嬉しかった。
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人間でよかったな。 こんな楽しい人生、他には無いだろう。
続け
ちょっと楽しみにしてました() 良い事ありそう!