zm
sha ッ !! ( 走
会いたい 。
zm
はぁっはぁッ
息を忘れるほどに身体が動いた。
砕けた心の破片を埋めたくて。
早く君に会いたくて。
zm
...sha ?
何故。
何故、血の匂いがするんだろう。
どうして掠れた血痕があるんだろう。
嫌な想像に激しい動悸を催す。
ガチャッ
zm
え..?
もう慣れてしまった鉄の匂い。
殺しても殺しても醜くかった彼奴等とは違って、
血に染まった君は綺麗だった。
zm
sha ッッ !!
どうして?
なんで?
sha
..z.m..?
sha
おか..え..り ( ニコッ
zm
何が..ッッ
zm
何が起こったんだ..ッ !!
sha
げほッゴホッ ( 吐血
sha
大丈夫だから..笑
zm
どこが大丈夫なんだよ..ッ
このままじゃ消えてしまいそうな君を
抱きしめる事しかできない。
生暖かい感触が気持ち悪い。
血が滲んでいく様子に胸がざわつく。
このままじゃ死ぬ?
shaが?
zm
お願いだ..ッ
zm
生きてくれッ..!! ( ポロポロ
sha
...
sha
ねぇzm ..?
zm
..なんだッ ?
sha
...して 。
sha
俺を殺して..ッ ? ( ポロポロ
声にならずに掠れた声でそう言った。
zm
は..?
sha
ずっと..ッ
sha
苦しかったの。
sha
殺して貰いたかったの。
sha
だからッ..!
sha
おねがい...( 震 声
zm
...。
神がこの世にいるのなら、
どうか教えてください。
この命を奪わなきゃならないのですか。
何人もの命を奪ってきた俺の罰ですか。
zm
ッ
でもそれは...ッ
shaには関係ないでしょう ッ..?
君に優しくなかったこの世界のせいで、
理不尽なこの世界のせいで、
生きる希望を失うまでshaは苦しまな きゃいけなかったのですか。
そんなの...
zm
あんまりだ...ッ
もう誰の命も奪わないから。
何も望まないから。
shaだけは救ってくれませんか ッ?
俺には願う資格すらありませんか?
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