テラーノベル
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ーーあの帰り道の感覚は、気のせいだと思い込んだ。 でも、それはすぐに”現実”になっていった。
次の日の昼休み。 私は友達と机を囲んで笑っていた。ふと視線を感じて振り返ると、やっぱりレンがこちらを見ていた。
ミカ
ユイ
ミカ
マリン
レンは目が合うと、慌てて俯いて弁当を食べる、けれど頬が赤いのがはっきりわかる
ユイ
ミカ
放課後。下駄箱。 靴を履き替えていると、中に小さな紙切れが落ちていた。
ミカ
マリン
ミカ
慌てて紙をぐちゃぐちゃにしてポケットに突っ込む。
夜。 家でスマホをいじっていたとき、窓の外から”カツン”と何か当たる音がした。
ミカ
そっとカーテンを開ける。 暗がりの向こう、街灯の下に人影が一瞬見えた気がした。
ミカ
慌ててカーテンを閉め、心臓を押さえる。 しばらく耳を澄ませるが、それ以上音はしなかった。
ミカ
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