モブ
寧々
またか、と思いながらも話しかけてきた女子生徒に返事をする
寧々
モブ
寧々
モブ
モブ
モブ
寧々
類
寧々
寧々
モブ
モブ
寧々
寧々
寧々
ちゃんと周りに聞こえるように、少し大きな声で言う
その瞬間、教室内の空気が凍りつく
モブ
モブ
寧々
モブ
何も言い返せなくなったのか、無言で遠くへ歩いて行く
仲のいい女子生徒の方へ行き、なにやらヒソヒソと話をしている
これでいいんだ
これで類を狙う人だって、簡単には類に近づけないはず
……それなのに
類の教室
モブ
モブ
類
わかりやすく可愛子ぶった女子生徒が、明らかにおかしい距離感で詰め寄る
モブ
類
類
類
モブ
一瞬で視線が僕に集まる
モブ
類
類
教室がざわつき始める、彼女とは誰か、予想し始める人もいる
モブ
類
モブ
類
そう言って、寧々とデートした時の写真を見せた
モブ
モブ
モブ
モブ
類
類
類
そのまま、女子生徒は他の女子生徒に連れられ、どこかへ行った
これでいいんだ
…そう
思っていたのに
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
モブ
寧々
寧々
自分の席に座ろうとした時、先についていた手に針が刺さる
鮮やかな赤色が、自分の手を伝っていく。明らかに人の手で置かれたもの、事故じゃ無い
いじめ
その三文字が、脳裏に浮かんだ
『なんであの子が』
あぁ、そうか。わたしが類と付き合っていることを言ったから
前もちょっとした嫌がらせ程度ならあった。類と仲がいいから、距離が近いからってそれが嫌だった人たちからの嫌がらせが
でも、その人たちにとってもっと耐えられないことが起きてしまった
これから何が起こるのか、怖くて仕方がない
私は…どうすればいいんだろう
『1人で悩まないでおくれ』
…ありがとう、類
申し訳ないけど
できそうにないや
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