お前に堕ちるまで__

今日も魂狩りお休みの日

びびが味をしめて神様に休暇願い出しまくっているらしい。

人気の少ない所に着地する。

階段の先に、羽の生えた背中が見えた。

天使の輪が着いていて、 ピンクイエローの髪をした青年は

何処かで見た顔をしていた。

元は俺の名は無くて、No.111 と呼ばれていた俺に "ぷりっつ" という名を授けたのはびびで、 公言も何もしてないはず…

急に呼び名で呼ばれたことに 驚きながらも、何とか答えた。

その瞬間、あっきぃとやらの天使が 目を見開いて、後方に飛び退いた。

知り合いらしいびびも、 状況がよくわかっていない様だった。

背筋に熱いものが込み上げてくるのがわかった。

‎‎ ‎ܰ 怒 り ‎ ܱ

この2文字が、今の俺を支配した。

この2人は、あるスラム街で闘いを繰り広げた天使と死神。

この光景を見て、 一人の青年は思い出した。

どちらが己を見捨てて、 どちらが己に手を差し伸べたかを。

因みに… ぷりっつ:No.111 ぷりっつさんがよく使うプリッツ(111)の数字 ※昔、第五人格の動画の名前でも『ぷりっつ111』を使ってました あっきぃ:No.1523 15(いちご)→🍓👑 23(兄さん)→🍓👑の師匠、青くん