この作品はいかがでしたか?
709
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注意書きは E p i s o d e . 0 へ
E p i s o d e . 2
幸せだったんだけど
やっぱそんなに長く続くわけなくて。
S m ﹣﹣
N a ﹣﹣
突然、父親は帰らぬ人となった。
突発性の病気らしい。
母親も弟も涙を流していた
でも俺は不思議と涙は出なかった。
もちろん悲しくないわけじゃなかった
実父だし、俺のこともよくしてくれた。
でも出ないものは出ない。
この頃だったかな。
母親が俺に愛情なんてものを 注がなくなったのは。
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
実父が死んでも涙を流さない薄情者。
そんなことを言われるようになった。
まぁ実際薄情者ではあるのかも。
弟はと言うと
N a ﹣﹣
N a ﹣﹣
勿論溺愛だ。
そりゃそうだ
だって自分が産んだ可愛い息子なんだから
彼女からしたら俺は
血も繋がっていなければ 愛想もない。
他人も同然なのだ
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
ベッドに腰を下ろす。
母親は瑞葵に付きっきりだし 瑞葵本人も楽しそうだから
何日か話さない日が続いた。
まぁ話したところで母親からは 冷たい視線を向けられるだけだ。
こんな時は、…
S m ﹣﹣
俺が向かったのは教会。
広く、中も綺麗なここは 静かで唯一心を休める場所だ。
何も難しいことは考えなくていい
別に何かを特別に信仰している訳でも無く
ただ落ち着けるからという理由で来ている。
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
帰ろうと方向を変えた時
キィと音を立てて教会の扉が開く
S m ﹣﹣
大きな扉から顔を覗かせたのは
N a ﹣﹣
弟の瑞葵だった。
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
N a ﹣﹣
S m ﹣﹣
N a ﹣﹣
S m ﹣﹣
N a ﹣﹣
N a ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
N a ﹣﹣
N a ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
N a ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
N a ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
N a ﹣﹣
N a ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
S m ﹣﹣
N a ﹣﹣
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コメント
2件
ブクマ失礼しますッ~!!
スマイルさんの思いお母さんに伝わってほしいですね、 めっちゃ好きです!