主
主
主
主
ころ💙
ころ💙
気付けば校舎裏まで走ってきていた
ころ💙
ペタンッ
僕は座り込んだ
ころ💙
ころ💙
生き恥ってこういう事なんだ
素直にそう思った
その時
??
ころ💙
頭上から声が聞こえて僕は顔をあげた
するとそこには見慣れない人がいた
年齢も分からない
好きな事も
好きな物も分からない
なのに声をかけてくれた
それが嬉しくて嬉しくて 僕はまた泣いた
ころ💙
ころ💙
僕がそう聞くとその人は少し考えて こういった
??
??
意味がわからなかった
からかわれてる気さえした
でも貴方は仏のような笑みを 顔に貼り付けたまま話し続けた
??
そう言うと貴方は直ぐに自己紹介を 始めた
ななも💜
ころ💙
ななも💜
僕の名前を優しく呼んで君は僕に手を 差し出してきた
ギュッ
ころ💙
そして僕はその手を強く握った
それから沢山話した
長い長い昼休みが終わるまで ずっと話した
何故かななも💜くんに話してると 心が落ち着いていった
ななも💜
ころ💙
ななも💜
ころ💙
ころ💙
ななも💜
少し戸惑った顔を見せた後君はすぐに
ななも💜
と答えた
ころ💙
ななも💜
ずっと君は戸惑っていた
だけど僕はその姿を見ておかしいと 思うことなく素直にこう思った
ころ💙
と…
ななも💜
ころ💙
君とそうやって会話を交わしてから 教室に戻った
ころ💙
そんな僕の目に真っ先に飛び込ん できたのは机の上に置かれた
切り刻まれた体操服だった
ころ💙
何を言っても誰も助けてくれなくて
質問にこたえてくれなくて
心も体も痛めつけられた
いじめっ子
いじめっ子
そう言って君は殴ってくる
久しぶりにこの痛みを感じた
ころ💙
ころ💙
ころ💙
そう言って必死に友達に向けて 手を伸ばした
でもその友達は助けてくれなくて
その代わりにいじめっ子のあいつらが 僕の腕を踏みつけてきた
グリッ
ころ💙
ころ💙
この時初めてわかった
君が僕に助けてって手を伸ばした時
友達だと思ってた人に助けて 貰えなくて代わりに腕を踏まれる
心も体もすごく痛い
この時やっとわかった
ごめんね
ごめんね……
主
主